<子どもの交友>【後編】子どもがよく知らない友達と遊ぶ約束をしてきた!ベストな対応は?
前回からの続き。小学生の子ども同士が放課後に遊ぶ約束をした場合、親同士が知り合いでないと連絡が取りづらいため、遊び場所を学校か公園に限定させて遊ばせるといった声が寄せられています。一方で、子どものあいまいな約束事にどう対応していいか不安に感じるママもいました。先輩ママたちはどう対応しているのでしょうか。
低学年の約束事は期待しない!臨機応変に対応しよう
『うちの子はいつも遊び場所に顔を出して、誰もいないと帰ってくるよ。いちいち親は介入しない。子どもの約束はあってないようなもの。そこで親がカリカリするのも違うと思う。友達と約束したら付き添って行き、友達が来なかったら「用事があったんだねぇ」と帰る。それだけ』
『子ども同士で約束させる。低学年だと約束なんてあってないようなものとして軽く捉える。とりあえず集合場所と時間を決める。○分まで待って来なかったら帰ると約束させる。心配なら最初は私も同行する。私は親同士知り合いの方が良いに越したことはないけれど、親同士が仲良くなきゃ子ども同士が遊べないのもイヤ』
『とりあえず行ってみるよ。もし会えなくてもそれも経験だし別に構わない。親同士で連絡交換なんてしたことないよ。幼稚園児じゃあるまいし』
『1年とか2年のときは約束しても来なかったりうちの子も行かなかったり。そういうのもあったけれど、子どもはそれで怒ったりしてなかった』
「子どもの約束はあってないようなものと捉え、とりあえず約束通り行く」といった意見が多数寄せられました。子どもの約束が曖昧でも、ひとまず子どもの約束を尊重してあげようとするママは多いようです。心配なうちは子どもに付き添い、親がフォローしてあげると良さそうですね。もし約束をすっぽかされた場合は、ママのコメントにあるように「何分まで待って、来なかったら家に帰る」とルールを決めればトラブルも避けられそうです。子どもの約束事は白黒つけず、状況に応じて柔軟に対応してみてはいかがでしょうか。
子どもの自主性に任せ、付き合い方を教えよう
『遊ぶ約束するときは「何時? どこで待ち合わせ?」とちゃんと決めてくるように言っている。不安だから待ち合わせ場所まで一緒に行く。でもそんなの1年生だけだったな』
『子ども同士の約束は一から親がお膳立てしていたら成長しないよ。子どもには子どもの世界があるし、少し手を差し伸べるくらいはするけれど、親同士の約束ありきでは考えていない』
『大人が約束の仕方を教えたり、自分でやってみて失敗したり、少しずつ上手になっていったらいいんだよ』
また「最低限の取り決めをさせて子どもの自主性に任せている」といったママの意見もありました。親が遊ぶ友達を限定するのは、過干渉と捉えているママもいるようです。たしかに約束は人との付き合いの第一歩。子どもたちは約束をしたり、ときに破られたりすることを繰り返しながら約束事の大切さを肌身で学んでいるようです。ですから、親はできるだけ子どもの自主性に任せるといった覚悟も必要かもしれませんね。
心配なママは連絡先を交換しておくとベスト
『私の連絡先を子ども経由で親に渡してもらう。保護者会や親が学校に来るタイミングで連絡先を交換する』
『まず相手のお母さんに遊んでいいかどうかを友達に聞いてきてもらって、OKなら日時と場所を決めてメモに自分の携帯番号と一言「よろしくお願いします」と書いて子どもに持たせ、友だちのお母さんに渡してもらう。こんな感じで保護者同士でやり取りしています』
とはいえ、子どもの約束事に心配なママはいるでしょう。その場合はママのコメントにもあるように自分の連絡先を子どもに渡して交換するのもありなのではないでしょうか。もしかしたら、相手の親も心配している可能性もあります。双方の不安を解消するために、連絡先を交換しておくとわだかまりがなくストレス軽減になりそうですよね。
そして子どもには「誰と、いつ、どこで、何時までに帰るのか」の親子の約束事も同時に教え、子ども同士の約束だけでなく、親子の約束も守る大切さを学ぶ機会にするといいのではないでしょうか。
文・安藤永遠 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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