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「ママになるんじゃなかった」ママの交流イベントでいつもポツンになってしまう……

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みなさんがお住まいの地域には、ママたちが交流するためのイベントはありますか? 町内会や市町村が主催しているものなら、直接案内が手元に来ることもありますよね。お子さんを連れて参加した経験のあるママもいるのではないでしょうか。あるママからママたちの交流の場で悲しい思いをしたという投稿が寄せられました。

『地域のママと子どもが交流できるイベントがあるというので、なんとなく行ってみた。引っ越してきたばかりで、顔見知りでもできたら……と思って行ったけど、すでにみんな話をしているし、少し話し始めた人とはたいした会話もできず、別の人と盛り上がって離れていってしまうし。自分はなんでこんなのなんだろう……とひさびさに落ち込んでいる。主催者? の人たちが参加者にイベントの説明をしたり風船やチラシを配っていたのだけど、2時間くらいいた私は話しかけられず、自分は本当に存在しているんだろうか? ってずーっと思っていた。最後は逃げるようにこそっと帰ってきた。突然ものすごい孤独感にさいなまれている。子どもにも申し訳なくてずっと重苦しい気持ちでいる。結局こういうイベントも苦手で行かなくなるから友だちできないし、本当に向いていない……。ママになるんじゃなかった』

友だちを作ろうと参加した場で、投稿者さんは悲しい思いをすることになってしまったのですね。引っ越してきたばかりで不安な気持ちだったでしょうに、さらにつらい出来事でしたね。「ママになるんじゃなかった」と思うまで落ち込んでいる投稿者さんに、ママたちから寄せられたコメントを紹介していきましょう。

投稿者さんの気持ちが分かる!

酷く落ち込んでいる投稿者さんの言葉に共感する声が集まりました。

『うわ、自分を見ているみたいでしんどいわ』

『私も同じ。ママの世界に入ったら全然ダメ。そういうイベントではママ友できず、なぜかいつもぽつん。児童館に通ったけどぽつん。幼稚園では一応話せるママ友はできたけど、心は開けず何となくよそよそしい。役員をしても浮いていたし』

『私みたいだわ。そういうの苦手。ママ友なんていないよ』

『わー、私のことかと思うくらい同じだ。私が投稿者さんと友だちになれたらいいのに』

投稿者さんのようにママたちの集まりに参加するのが苦手、とのコメントが寄せられました。共通の趣味や学校を通じて作られる友人関係とは異なり、お子さんを通じての交流は案外難しいものですよね。お子さんを連れていると、ゆっくり話すことができないのも原因の1つかもしれません。コメントを寄せたママのなかには「投稿者さんと友だちになれたらいいのに」と言う人も。投稿者さん、同じ気持ちのママはあなただけではないようですよ。

無理に話しかけなくてもいいのでは?

投稿者さんはママの交流イベントに行こうと思ったきっかけについて、次のように話しています。

『もともと友人関係は大事な友だちが少人数いればいいタイプで、ママ友欲しい! ってわけでもなかったんだけど。幼稚園のバスのお迎えに行くと、バスを待っている間に同じバス停のお母さんたちが「あ! 〇〇ちゃんママー!」て道行く人に話しかけていたりすることが毎日のようにあって、知り合いってそんなにいるものなの!? と思ったのがきっかけで……。引っ越してきて日が浅いのを除いても、私にはそんな感じのママ友はできないだろうなーって』

投稿者さんは知り合いが多そうに見えるママたちを見て、顔見知りを作ろうと交流イベントに参加したのですね。投稿者さんはうまく交流ができなくてお子さんに申し訳ない、とこぼしています。そのことからも顔見知りを増やすことがお子さんのためにもなる、と考えたのかもしれません。

『そんなん、無理して行かなくていいよ! 子どもが喜んでいたらいいんだよ。あなたが楽しみたいから行ったの? 子どものためでしょ? ママが暗くなるくらいなら行かない。ママ友できたらできたで、やっかいなことが増えるよ。子どもが仲良しのお友だちの親に、いつも遊んでくれてるみたいでありがとうございますくらいでよくない?』

『上が年中、下がプレだけど 休みの日に遊ぶ人なんていないいない。幼稚園の人で連絡先は4人しか知らないけど、子どもは園で友だちと遊べているし、幼稚園で顔合わせれば話せるくらいの人はいる。それでいいと思っているし、ちょうどよくて快適だよ。周りもそんな感じだよ。休みの日に集まっている人たちなんて今のところ聞いたことない』

『無理してママ友を作ろうとしていない? 少し会話できるだけのママ友のほうが楽じゃないかな。小学生になれば、勝手に子ども同士遊んで、親なんて関係ないし。ママ友って自分の友だちじゃなくて、子どもがいるからこそのつながりだよ。気負いせずに、子どもを遊ばせに行くぐらいの気持ちで自然体にしていれば、投稿者さんに似た同じようなママ友が寄って来ると思うよ。無理せずだよ』

投稿者さんのコメントを見たママたちからは「無理して顔見知りを作ろうとしなくていい」との声が寄せられました。「顔見知りを作らないと! 話しかけないと!」と意気込むと、うまくいかなかったときに落ち込んでしまいますよね。ママの交流イベントであっても、お子さんを遊ばせる場所と割り切ってしまえば少し気が楽になるかもしれません。いっそのことお子さんを自由にさせて、自分は見守りながらのんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。お子さんたちも気の合う者同士で自然と仲良くなるかもしれませんね。

大丈夫だよ、投稿者さん!

投稿者さんは「ママになるんじゃなかった」と思うまでに落ち込んでいます。ママたちからはそんな投稿者さんを心配するコメントが寄せられました。

『悲観的になりすぎだよ、少し疲れているのかな? 私そんなイベントなんて行ったことないよ。ママ友って呼べる人もいるか分からない。子どもが幼稚園で楽しく過ごせていたらそれでいいかなって思うよ、小学生になれば自分たちで約束してきて遊ぶようになるだろうし。ママ友同士で本当にいい関係を築けている人はいいなと思うけど、みんながみんなそうじゃなくていいと思う』

『もう子どもは小学生だけど、ママ友と呼べる人なんていたことないよ。会えば話す人、ちょっと聞きたいことがあるときにLINEする人くらいはいるけど。ママ友ランチ、お茶会なんて記憶にない。1人目のときは頑張って支援センターや園庭開放、親子教室に通ったときもあったけど、正直しんどかったなぁ。子どもは成長とともに自分で人間関係を築いて楽しくやっていくよ。ママ友とワイワイ楽しく付き合えば、それはそれでまた違う悩みが出てくるだろうし。ママになるんじゃなかったなんて言わないで! 良い意味で開き直れるときがくるよ。気楽に行きましょう~!』

『私もダメなときはダメよ。いろいろ行ったけど、イヤな思いもいろいろあった。ママになるんじゃなかったとまで思わなくてもいいよ』

『こればかりは本当に関係ないから大丈夫。私も人見知りがすごくてママ友と呼べる人は1,2人くらいしかいないけど、子どもは友だちたくさんいる。大丈夫だよ投稿者さん、親の性格はあまり関係ないさ』

投稿者さんに限らず、人見知りな自分のせいでわが子には寂しい思いをさせるかもしれない、と思うママは他にもいるかもしれませんね。でもそんな親の思いをよそに、自分で人間関係を築いていくお子さんに驚かされた経験のあるママは少なくないでしょう。どれだけシミュレーションをしたり思い描いたりしていたとしても、現実はその通りにはなかなかいかないもの。どう転ぶか分からないのであれば、気負わず自然体でいることが心に負担をかけずに済む1つの方法とも言えますね。

無理に他のママとの関係を作ろうとしなくても、機会とタイミングが合ったときにこそ出会いはあるものですよね。いつもの生活スタイル上で出会ったママなら、自分と近い感覚を持っているかもしれません。無理をせずお付き合いのできる仲になれるのではないでしょうか。

文・子持ち鮎 編集・Natsu イラスト・なかやまねこ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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