<夫を「疫病神!」とののしる母>「幸せ」の捉え方を間違っていた【第7話まんが:母の気持ち】
前回からの続き。娘のマリコが結婚相手に選んだのは飲食店に勤める男性でした。娘夫婦に次々と訪れる苦境に、私は「やっぱりあの男は疫病神よ!」と言ってしまったのです。娘と言い合いになり落ち込んでいた私に、夫が声をかけてきました。
驚きました。ユウスケさんがそんなことを考えていたとは……。夫は続けて言いました。
「ユウスケ君はしっかりとした男だよ。給料の面でいえばもしかしたらお前の理想からは外れてしまっているのかもしれないけれど、温かい心をもった素敵な男性だ」
でも彼と結婚したせいでマリコは不安定な生活を送ることになってしまった。このままじゃマリコがどんどん不幸になってしまうかもしれない。そんなこと、私には耐えられない……。しかし夫は私を諭すように言葉を続けます。
「ユウスケ君といるときのマリコはとても幸せそうだ。大切な娘を託すんだから、相手に理想を求めすぎてしまう気持ちはわかるよ。でもな……」
そのときインターホンが鳴りました。モニターの画面を覗くと、ユウスケさんとマリコがふたりで立っていたのです。しっかり2人の気持ちと向き合おうと思います。
【第8話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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