<嘘つきな義妹>「帰省して来ないで!」と嘘をつかれた予想外の理由……【後日談】
前回からの続き。
私の両親も巻き込むトラブルとなり、義両親と別居し絶縁をすることにしたのです。
絶縁宣言してから、私は義両親にも義弟夫婦にもまったく連絡をとっていませんでした。夫は連絡をとり、月に何度か子どもたちを義両親に会わせていました。夫にとっては実の親、子どもにとっては祖父母です。私は夫や子どもたちにまで絶縁を強要するのは酷だと思い、放っておきました。
そして最近、義弟家族はさらに遠くへ引っ越したそうです。引っ越した先は義妹△さんの実家。義両親には義弟からのメールだけの事後報告で、直接は何も告げずに義妹の両親と同居を始めたらしいのです。
私:「へえ、そうなんだ。△さん、自分の実家で暮らす方が子育てしやすいと思ったんじゃない?」
なかば人ごとのように返答すると、夫は沈んだままです。
私:「まあ、△さんの実家で同居するなら義両親に一言くらいあってもいいよね」と続けると、さらに予想外の返答が。
いずれにしろ義妹が義両親のことが好きではないのはもはや明白です。私は過去のこともあり、義妹のことは好きではないけれど、まわりにどう思われようと、自分の意思を貫く様子にはすごいなと妙に感心してしまいました。
時間が経って、義両親からの辛い言動に対する嫌な気持ちは薄らぎましたが、私の中ではかつての出来事が解決をしたわけではありません。
思い出すとやはり嫌な気持ちが蘇ってきます。義両親に言われたことは彼らの人間性を表すものでもあったと思っています。
絶縁し、同居を解消してから私の心身は驚くほど軽やかです。
「絶縁なんて……」という世間の声も気にならないわけではありません。しかし穏やかな生活を守るためには、ある程度の犠牲も伴うのかなと思っています。今のところは絶縁したときの覚悟を貫くつもりでいます。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・べるこ 編集・秋澄乃
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