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疲れやすい原因は貧血!?食生活の見直しを中心に心がけたこと

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「はぁ……。今日も旦那のお弁当を作れなかった」

朝、出勤する旦那に昼食代を渡し、見送る筆者。このころの私は日々の家事や育児、仕事に限界を感じていました。とにかく身体がだるく、常に疲れていたのです。「寝ればきっと回復するはず」と早寝を心がけてみたものの、朝起きられないうえに疲労感も回復しません。また日中、子どもと一緒に遊んだ後は、家事がまったく手につかないほどの疲労感に襲われるほど。

「イヤだなぁ、年をとるのは。体力もなくなるし、いいことないわぁ」

日々の疲れを加齢のせいにし、毎日を乗り越えていたのです。

健康診断で「要治療・貧血の疑い」との指摘

筆者が体調不良を感じていたころ、勤め先では育児休業から復職して初となる健康診断の時期を迎えていました。後日届いた健康診断の報告書には「要治療」と書かれた項目がチラホラ。さらに備考欄には「貧血の疑い。病院を受診しましょう」との記載があり、

「私、貧血だったの!?」

と驚きました。健康診断の報告書を持参し、近くの病院であらためて血液検査を行うと、医師から「鉄欠乏性貧血」と診断されました。貧血を示す数値は治療が必要なほどで、長期にわたり鉄剤を服薬する生活になったのです。

「貧血」とは?

筆者には双子の子どもがいます。妊娠中の血液検査で貧血と指摘されたことはなく、貧血とは無縁と思っていた筆者。健康診断や再検査で貧血を指摘されても、イメージがわきませんでした。

貧血は赤血球に含まれるヘモグロビンという血色素の濃度が低くなった状態です。貧血は原因によって数種類に分けられていて、なかでも鉄欠乏性貧血がもっとも多いと言われています。

「鉄欠乏性貧血」とは?

血液の大事な役割は「酸素を全身に運搬する」ことです。主に鉄を含む「ヘム」という色素と、たんぱく質が結びついて「ヘモグロビン」になります。ヘモグロビンと酸素が結びつき、全身に酸素が運ばれていくのです。しかし「鉄欠乏性貧血」は体内に含まれる鉄が減ってヘモグロビンも減るため、酸素を運ぶ能力が低下した状態になります。「鉄欠乏性貧血」になると疲れやすい、頭痛や息切れなどの症状や、運動機能の低下などがおきるようです。筆者は疲れやすさのほか、頭痛にもたびたび悩まされていました。鉄欠乏性貧血と診断され、これまでの体の不調と合点がいったのです。

氷をかじりたくなる人は要注意!?「氷食症」も鉄欠乏性貧血の症状のひとつ

鉄欠乏性貧血には、氷をかじりたくなる「氷食症」の症状もあると知り、筆者は驚きました。なぜなら筆者も氷食症の症状に心当たりがあったからです。
筆者は在宅ワーク中のおやつや食事代わりに、氷が溶けないようステンレスタンブラーを購入し、1日中氷をボリボリかじっていました。家の冷蔵庫に備えつけの製氷機では氷の製造が追いつかず、コンビニのロックアイスを買いだめしたり、コンビニの挽きたてコーヒーを飲み終えた後、カップに残る氷をお目当てにアイスコーヒーを買ったりすることも。筆者が季節を問わず、尋常ではない量の氷をかじっている様子に、旦那は引き気味になっていました。

バランスのよい食生活を意識し、普段から鉄を補えるように

病院の再検査で「鉄欠乏性貧血」を診断されたとき、医師から「鉄剤の服薬に限らず、今後は鉄も意識した食生活を心がけましょう」と説明を受けました。産後は育児疲れから「お腹に入ればいいや」と、ふりかけご飯だけで済ませていたことも。

再検査後は鉄剤の服薬だけでなく、普段の食事内容も見直して鉄を補えるよう意識するようにしました。鉄の吸収を高めてくれるビタミンCや、ヘモグロビンの材料になるたんぱく質など、鉄分を補うだけではなく、バランスよく食べることによって鉄欠乏性貧血を改善できたらと考えています。

鉄剤の服薬を続け3か月。症状の改善が実感でき、生活も変化

「鉄欠乏性貧血」と診断されてから3か月間、何度か通院して血液検査を受けました。貧血を示す数値は少しずつ改善し、筆者自身も以前より疲れやだるさを感じにくくなったと実感できるようになりました。現在は夕食の後片づけ後に、子どもたちと一緒に遊べるまでに回復。また驚くことに、あれほどかじりたかった氷を一切口にしなくなったのです! 「おいしい」と感じなくなり、欲しなくなったのですから不思議ですね。

このごろは子どもと向き合う時間も増えました。疲れにくくなったので、心にもゆとりが生まれたのかもしれません。家族の笑顔のためにも、これからも鉄を意識したバランスのよい食生活を意識して続けていこうと思います。みなさんも体の不調を感じたときは、育児や家事を理由に病院受診を先送りせず、自分の健康にも目を向けてみてくださいね。

文・吉岡可奈 編集・藤まゆ花

※この記事は個人の体験談です。

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