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【前編】いつも”ママは仲間外れ”の家族。思いやりのない子どもたちの将来が不安

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親から子どもへの一番の希望は「元気でいてほしい」かもしれません。さらに続く希望であれば「やさしく、思いやりのある子になってほしい」というママも少なくないのでは? ママスタコミュニティのトピックに、思いやりがない家族についての相談がありました。ダンナさんを筆頭に、ふたりの子どもたちについても「思いやりがない」と感じているのだとか。

「私の分がない!」夫と子どもたちから除け者にされている……

投稿者さんが家族に対し「思いやりがない」と感じるようになった背景には、日々の小さな違和感の積み重ねがありました。

『休日平日問わず、ダンナと子どもたちは一緒に買物に行ったりぶらぶら出かけています。仲よしなのは、よいと思います。ただ3人だけで固まっていて、私への思いやりがないように思います。例えば3人だけでこっそり外食していたり、買ってきたおやつを3人だけで食べていたり。私の分は基本的に買ってこないし、分けることもしません。さっきもちょっと高級なピザを買ってきたので「あとでみんなで食べよう」と思っていた矢先、気づけば私以外の3人で食べてしまっていました。ピザが3人分ならまだしも、4等分できるピザを私抜きで食べたことに納得がいきません。とくに食に執着しているわけではないのですが、お土産も含めすべて私に”分ける”ことがないのでモヤモヤしています』

子どもたちはダンナさんに巻き込まれる形で、何も考えず行動しているようにも思えます。小さな子どもであれば「仕方ない」と感じられるかもしれません。しかし投稿者のお子さんたちは中学1年生の女の子と小学6年生の男の子。しっかり自分の意志で行動できる年頃です。

『ダンナはそういう家で育ってきたようなので、今から直すのは難しいかもしれません。ただ子どもにはもっと、思いやりを持ってほしいです。今からでも間に合うでしょうか?』

投稿者さんが相談したかったのは「思春期の子たちが、今から思いやりを持てるようになるのか?」ということでした。

思春期の子どもたちに思いやりを教えるのは、もう遅い?

投稿を読んだママたちの反応でもっとも多かったのは、投稿者さん家族の行動への驚きでした。

『え? わざわざ言われなくても、当たり前に家族分を用意するよ……。言われなきゃ”ハブる”ってどういう感覚なんだろう?』

『ありえない。ダンナはどこかおかしいの? 子どもたちもそれが当たり前に育っているなら怖いわ』

そして「今からでも間に合う?」という質問に対する答えは、多くが「ノー」。

『低学年とかならまだしも、それだけ大きかったらもう無理そう。父親がそんな感じなら、子どもにいくら言っても説得力がないし。ただ、言わないよりははっきり言ったほうがいいと思う。夫にも』

『投稿者さんがお手伝いさんみたいな感覚なのかな? 年齢的にもう手遅れな気がします。ダンナさんがそういう性格なのかな』

どう考えても一番よくないのはダンナさんだと考えるママたち。投稿者さんが先ほどの「そういう家で育ってきた」を、具体的に説明します。

『ダンナを見ていると義母をお出かけに誘うこともないし、お土産を買うこともない。私の実家では出かけるときは家族全員、お土産は絶対に買う。だから違和感しかありません。ダンナにとっては、これが普通なのでしょうが……。私はこれまでダンナ不在時においしいものを食べるときは、「これはパパの分だから、残しておこうね」と家族でシェアするようにしてきました。子どもたちは、なぜこんなふうになってしまったんだろう? パパと遊ぶ時間が長いから、パパのやり方が強く残ってしまったのかな』

それぞれの家に、それぞれのやり方があります。ダンナさんの実家は個人主義という家風で、投稿者さんの実家は家族間の絆が強かった。その違いかもしれません。ただ投稿者さんの心情を考えると、単なる家風の違いでは済まされないような印象も受けます。

お出かけも”ママ抜き”スタイルが定着。もうガマンも限界

投稿を読んだママたちの心配は続きます。

『それって差別だよ。父親がそんなことをしていれば、子どもたちも影響を受ける。そしてそれが当たり前の家族のあり方だと思って、また将来同じようなことをする。今から子どもたちだけでも考え方を改めていかないと、将来大変なことになりそう』

『そうした食べ物以外のことも、おろそかにされていない? ダンナさんが投稿者さんを下に見るような発言をしているのが、子どもたちに刷り込まれているんじゃない?』

どうやら投稿者さんは、これまでずっとガマンをしてきたようです。

『たったスイーツ1個、おやつ1個でなんやかんやいうのは卑しいかな……と思い、今まで気持ちを言えずにいました』

ひとひとつは本当に小さなこと。でもそれが毎回続くのは、もはや「意地悪」とさえいえそうです。

『誘われないの? 一緒に出かければいいじゃん』

こんな提案もあったのですが、

『遠出などちょっと特別なお出かけでなければ、誘われることはないです。だからといって”誘われ待ち”をしているわけでもないのですが。気づいたらもう出かけているとか、待ってもらえないとか。これは私がいつでも出かけられる格好をしていればいいだけのことですよね。いつまでも部屋着、ノーメイクでいる私が悪いんです』

こんなふうに答えた投稿者さん。ママたちの間にさらなる心配が広がりました。

『ひどいね。投稿者さんは慣れてしまっているのかもしれないけど、普通ではないよ? 私だったら悲しくて悔しくて、泣けてくる。ちゃんと話をして、今の家族の形を変えなきゃ』

『まずは投稿者さんが、自分を大事にしたほうがいいよ。”私がこうだから悪い”とか、自分を卑下しすぎじゃない? そういう思いが出るから「ママはどうせ大丈夫でしょ」って、下に見られるんじゃない? 「私もこうしたい」「私もそれがほしい」と、はっきり言わないと気づいてもらえないと思うよ。今さら「察して」と思うのは無理だよ』

今の状況を改善する方法はないのでしょうか? そして子どもたちはもう、このまま思いやりのない人間に育つしかないのでしょうか?

後編に続く。

文・鈴木麻子 編集・一ノ瀬奈津 イラスト・マメ美

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