【第2話】ワンオペ育児が辛い!つい夫にキツく当たったら、離婚を言い渡されました
ワンオペ育児に疲れ切り、一切家庭を顧みない夫にキツい態度を取り続けていたら「離婚しよう」と言われてしまいました。
頭が真っ白になりました。私は夫の会社で10年ほど働いていたので、他業種のキャリアはほとんどありません。今から離婚して、そのうえ転職活動まで? 3人の子どもを抱えて? 末っ子はまだ1歳なのに? 生活はどうなるの? 何よりも、夫がこんなにもあっさりと私と子どもたちを切り捨てようとしていることにショックを受けました。
どうしよう……私の頭はパニックになりました。 実家に頼ればいいじゃない、という声が聞こえそうですが、私は両親と折り合いが悪く、ほぼ絶縁状態。確かに、育児ストレスをそのまま夫にぶつけていた私も悪かった。 でも、仕事や趣味にどっぷり浸かり、3人のワンオペ育児で倒れる寸前だった私を助けてくれなかった夫に……家庭を一切顧みなかった夫に非はないのでしょうか。
離婚して私が引き取れば、子どもたちが困窮するのが目に見えているのに、離婚のうえ、私の解雇まで強行しようとしている夫……何て血も涙もない、と心の底から悲しくなりました。
それから、1週間が経ちました。夫はあれ以来一度も家に帰らず、相変わらず話し合いはできていません。メッセージを送っても未読無視、電話も全てスルーです。
私はどん底まで落ち込んでいました。けれどもその間も子どもたちの世話はしなければいけません。1歳の息子を抱っこし、4歳の娘の手を引きながらスーパーへ買い出しに行きました。
スーパーの入口に、自治体の広報が平積みで置いてありました。それを見た瞬間、私の頭に、ある考えがよぎりました。
(そうだ……もし離婚になったら、家も仕事もなくなってしまうんだから……こんな小さな子どももいるんだし、何かしらの手当てがもらえるんじゃなかったっけ……? 話だけでも聞きに行ってみよう……)
私は一縷の望みをかけ、その足で役所へと向かいました。
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・ちょもす 編集・横内みか