<ワンオペママ>「実家を頼れる友人がうらやましい!」でも友人も苦しみを抱えていた【後編】まんが
友人:Bの気持ち
――B:実家に里帰りをしてきたけれど、どうすればいいんだろう。1人目の出産を控え不安な時期に同級生のAに偶然再会しました。「ママ友になれるかな? いろいろ教えてくれるかな?」うれしい出来事に心が躍ったけれど。Aはしっかり者で家事も育児も1人で完璧にやっている。
それに比べて私は……。もう良い大人なのに、起きる時間やどこへ行くにも行動すべてを親に指図される日々。お腹の子が女の子だと知った義両親には「次は男の子を産んでね」とさんざん嫌味も言われています。旦那は旦那で、年齢を重ねても外見がきれいな妻でいてほしいらしく、出産する前から産後について私に厳しいことを言ってきます。 眠いけど、毎日美顔器でお手入れして、パックしてボディクリームを塗ってから寝る毎日。
(あぁ、何のためにやってるんだろ……でも旦那に捨てられたくない!)
がんばれと自分に言い聞かせて耐える日々。
両親、旦那、義両親みんなに縛られて毎日苦しい思いをしていました。
そんなときに現れたAは……。
私:Aの気持ち
――A:Bがそんな苦しみを抱えているなんて思いもしませんでした。私がBの苦しみに気が付いたのは、買い物先で打ち明けてくれたあの日のこと。
誰しも表面上の良い面だけでなく、人には言えない悩みを抱えているのでしょう。うらやましくて仕方なかったBにも耐えられない苦しみがあり、そんな姿はみせまいと頑張っていたのです。
見えているほんの一部分だけで決めつけうらやまず、良い面も苦しい面も知ってはじめて心から理解できる友達になれると気が付きました。
これからはサポートしあえる関係でいたいなと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・よしはな
【つぎ】の記事:<イジメの首謀者>「自殺するまでいじめるからな」と言っていた我が子。引っ越しまでの道のり……【前編】