<ワンオペ育児の虚しさ>激務の夫はいつも不在。家族ってなんだろう【前編】まんが
我が家は5人家族です。夫はサラリーマン、私は専業主婦。小3の長女、小1の次女、そして2歳の長男がいます。 夫は仕事がとても忙しく、朝7時に家を出て日付が変わるころに帰宅します。 土日は基本休みですが、月の半分は出張が入ってしまいます。 実家も義実家も遠方で、周りに頼れる親戚はいません。
なので、ずっと私がひとりで3人の子どもたちを育ててきました。 育児は常に待ったなし。どんなに体調が悪くても休めません。これがなかなかつらい。
「そんなの産む前からわかっていたことだろう。母親の覚悟が足りない」 と世間からお叱りの言葉を受けそうですが、それでも24時間365日、”母親”としてい続けるというのは本当に大変なことです。
そんなある日。土曜の夜のことでした。
考えても仕方のないことです。夫は今、出張で九州にいます。
(それでも何か会話を交わすことで気持ちが落ち着くかもしれない)そう思い連絡を取りました。
また、別の日にこんなこともありました……。
小学校で長女と次女の保護者会がありましたが、私は朝からひどい腹痛で、寝込んでいました。しかしその日は平日のため、夫は当然仕事です。ダメ元で「会社を早退して、保護者会、代わりに行ってくれない?」とメールしようと思いましたが…… どうせ送っても無視されるだけだと悟り、やめました。
私は痛み止めを飲み、それでもおさまらない腹痛を必死に我慢しながら、グズる2歳の息子をベビーカーに乗せ、2クラスの保護者会をはしごしました。
……と、思い起こせばいろいろありますが、やはり一番寂しいのは子どものイベントのときです。運動会や学芸会はもちろん、夫は「仕事が忙しいから」と言って、小学校の入学式にすら来ませんでした。 子どもの成長を、誰かと一緒に喜びたかった。分かち合いたかった。
でも「仕事だから仕方ないだろ」と言い、夫は会社に行ってしまいました。
私が困っていても、子どもたちが熱を出しても、激務の夫はいつも不在。 家族ってなんだろう……そろそろ限界です。
後編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・松本うち