小さい子どもに「ピッピ」と鳴る靴を履かせているママたち、その理由は?音はうるさくない?
歩けるようになったばかりの幼い子どもがよちよち歩きをしていると、可愛らしくも見えるものでしょう。小さな歩幅で一生懸命歩いていると、よその子であっても思わず応援したくなってしまうかもしれませんね。あるママも買い物に出かけた先で、通りすがりに小さな子が歩いているのを見かけたそう。ただ、ひとつだけ驚いたことがあったようです。
『小さい子にピッピと音が鳴る靴を履かせる? 昨日ショッピングモールでピッピ鳴る靴を履いてる子がいて、すごく響いていた』
子どもの履いている靴からは、歩くたびに音が「ピッ、ピッ」と鳴っていたとのこと。しかも多くの人が集まる場所で大きな音が響き渡っていたそうです。いったい周りの人はどう思っているのだろう、と気になっても無理はありませんね。質問を受け、実際に子どもに音が鳴る靴を履かせているママたちからのコメントが届きました。
子どもの安全を考えて履かせています
質問にあった「ピッピ鳴る靴」は、踏まれた靴の底から「ピッ」と音がする仕組みの幼児向けの靴のようです。子どもが足を地面に下ろしたタイミングで、歩数の分だけ「ピッ、ピッ、ピッ」と聞こえることになりますね。音が鳴ることで子どもの動きが把握できるため、安全の確保につながり助かっているママもいました。
『履かせてます……。安かったのと、ちょこまか動く1歳児の迷子防止に結構役立ってる』
『あっちこっち行っちゃう子でも、音で親がすぐわかるように……』
『うちも子どもの位置を把握するために履かせてたよ。スーパーで商品見たりするし、少し目を離さざるを得ないときでも、どの位置にいるか分かるんだよね。うちもうるさいから悩んだ挙げ句、子どもの命には変えられないなって思って』
『うちは朝の洗濯物を干すために一緒に庭に出るときと、散歩のときだけはかせてたなー。義母に「手を放して走り出しても音で分かるから使うといい」と言われてもらったんだよね。洗濯物を干すときも「音を気にしていれば、ふと見たらいないようなことも防げるよ」と言われて』
ときには屋外での用事の途中など、子どもがママの視界から外れてしまうようなシーンもあるでしょう。聞こえる靴の音を気にしていれば、思いがけない子どもの動きが察知できるという考え方もあるのですね。
歩きはじめの頃に重宝しました
子どもがよちよち歩きで外をお散歩しはじめるタイミングで、音の鳴る靴が役立ったという経験談も寄せられました。
『うちはお下がりのピッピ鳴るサンダルをもらったので履かせたら、靴をいやがって歩かなかった子どもが喜んで歩いたので、外歩きの練習用に何度か使った』
『うちも靴イヤイヤが激しかったから、まずは靴が楽しいもの! って覚えてもらうのに活用したよー。上の子には効果抜群! 下の子は逆に嫌がった。子どもにもよるけど、靴に慣れさせる手段としてはアリだなーって思った』
『あれはまだ歩くか歩かないかの子を、「あれ? 歩くと何か音がする! 楽しい!」と関心を引いて歩くよう誘導するためのものだよね』
歩きはじめの頃の子どもは慣れない靴を履きたがらなかったり、すぐに歩くことに疲れてしまったりもするもの。もし足を下ろすたびに「ピッ」と音が鳴れば、何だか楽しいなとウキウキした気分になってくれそうですね。子どもが気に入れば自分から意欲的に歩きたいと思うような、成長のきっかけにつながるとのことです。
子どもの月齢や場所によってはうるさいかも
ただママたちの多くは、音が鳴る靴を履かせることができるのは、せいぜいよちよち歩きの頃まででは……と語っています。本格的に歩いたり走れたりするようになると、靴の音はかなり辺りに響いてしまうよう。実際にうるさいと感じはじめたママは、部品を取ってしまうなどして迷惑がかからないよう対処したそうです。
『もう十数年前だけど、よちよちと歩き出した頃は履いてた。可愛かったし。でも走れるくらいになると、うるさいから笛の部分のパーツを抜き取って鳴らないようにして履いてた』
『1歳すぎの歩きはじめのよちよち期なら可愛い。走り回るくらいの月齢になるとうるさいから笛だけスポッと外した』
『あれが許されるのはよちよち歩きまでだよね。普通に歩いている子があれ履いてて、ピピピピピピピーって小走りしだしてうるさかった』
『ほとんど抱っこかベビーカーでまだ歩く気のない小さい子が、たまに2、3歩よちよちと歩くなら可愛い。ピッピッピッピッピッピッピッピッ! って走り回るような子はうるさい』
ピッピ鳴る靴は減った?最近はあまり見かけない
なかには音が鳴る子ども用の靴と聞いて「懐かしい」という感想を持ったママたちもいました。最近はあまり売っていないかも、履いている子を見かけなくなった、などと感じているそうです。
『まだ売ってるんだね! 懐かしい』
『最近でもまだピッピッ鳴る靴って売ってるの? 売ってるのを見たことも、履いてる子も見たことない』
『自分たちが子どもの頃は、履いてる子がたくさんいたけど、今はあんまり遭遇したことがないかも』
『最近あんまり見かけないなぁ。自分が子どもの頃は皆ピヨピヨしてたけど、やっぱ迷惑に思う人のことを配慮して減ったのかな』
『先日ピッピサンダル履いてる子に遭遇したよ。ドラッグストアで。「まだ売ってるんだ」って思った』
自分の周囲から「ピッピ鳴る靴」が減ったように感じるのは、音をうるさいと思う人がいるからではと推測するママたち。子どもを連れて行く先には例えば図書館や病院など、静かにしなければならない場所もあるでしょう。迷惑がかかることを考え、ならば最初から履かせないようにしようと決めているママもいるようです。
もしお子さんが靴の音を気に入っている場合は、他の人との距離がある広い公園などで思いっきり歩かせてあげるといいかもしれません。歩きはじめの子がおぼつかない足取りで鳴らすくらいならば、微笑ましいというコメントもありました。使い方によっては音が鳴る靴は、子どもの安全にもつながる便利なアイテムにもなりえるとのこと。よちよち歩きの可愛らしい時期を楽しみながら、周囲に配慮しつつ活用できるといいですね。
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