PTA役員を免除される条件はどんなもの?ママたちの答えとは
子どもが幼稚園や保育園、小学校などに通い始めると、ママたちにはPTAや保護者会の役員などの仕事もあるでしょう。園や学校によって役員の仕事や決め方はさまざま。滞りなく役員が決められるように「役員を免除する条件」が明らかになっていることもあるようです。ママスタコミュニティに役員が免除される条件について質問がありました。
『役員免除のママ どんな理由だと納得する?』
妊娠中、赤ちゃんがいる、家族の病気や介護……。それぞれの家庭の事情が垣間見える
『新生児かな。今の私がそうだから』
『うちの学校は妊娠でも免除』
『介護、癌、歩かない赤ちゃん』
『妊娠中、新生児がいる、夫婦、子どもが病気、介護をしているなら納得するし免除になっている』
『妊婦さんや、赤ちゃんがいるお母さんは仕方ないかな思う。かわいそうじゃない? やっぱり大変だと思うもん』
『妊婦、新生児、目が離せない要介護者のいる家庭、病気でも診断書が提出可能な人。子どもの小学校が、これらの人たちを免除にしていたからそういうものだと思っていた』
『妊娠中(途中で離脱されたら困るから)と同居している家族に介護や障害者などがいる場合かな』
新生児がいる家庭や妊娠中のママ、家族の介護が必要という理由があれば役員免除となるところもありました。わかりやすい条件があれば、役員を免除された人に対しての不満も少なくなりそうですね。
一方で免除の条件がないところも……。
『どんな理由でも免除にならないので、結果一度も来なかったって言う人は毎年数人いる』
『基本的に、選ばれたらどんな理由でも免除にならない。なので、一度も来ない人や「日本語わかりません」とだけ言って来ない中国人ママもいたな』
明確な免除の条件がある一方で、どんな状況であろうとも役員の免除はされないところもあるようです。役員の仕事ができない、またはやりたくないために、一度も顔を出さない徹底した人も……。なり手が足りなくなってはじめて、免除の条件が検討されるのでしょうか。
不思議な免除ルール。納得できない人も
『シングルファーザーは免除されるのに、シングルマザーは免除されないから不思議に思っている』
『病気は入院じゃないと無理そう。新生児や介護もみんな、やってますよと言われそう』
免除されるルールがあっても、免除の条件に納得できないこともあるようです。親が1人だけ、という状況は同じであるにも関わらず、シングルファーザーは免除、シングルマザーは免除されない、というルールに疑問を呈するママもいました。また入院するくらいの病気でないと免除されないところもあるようです。役員を免除されるには、かなりハードルが高そうですね。
「できることをやる」の精神が大事かもしれない。お互い助け合おう
『○○だからできないじゃなくて、○○ならできるじゃ駄目なのかな』
『最初から「できません、やれません」じゃなくて、やれることをやってほしい』
PTAなどの役員は基本的にボランティアですよね。仕事とは違い作業しても、お金をもらえません。だからこそ「やりたい」という人が少ないのかもしれません。でも子どもたちが園や学校で快適な生活を送るために、また安全確保のために、PTAや保護者会は必要な組織である、とも考えられるでしょう。
役員の仕事を1年間まっとうできる自信がないとしても、最初から「できません」と突っぱねては、他の保護者の方に良い印象は持たれないでしょう。「今の自分にできること」や「協力しながらならできること」を伝えられたら、周囲の受け止め方も前向きになるのではないでしょうか。
それぞれの家庭の事情をひとつひとつに対応できない以上は「お互いさま」の精神で「できることをやる」。それが活動時間の負担と精神的な負担を減らす方法の、ひとつといえそうです。
文・しのむ 編集・秋澄乃 イラスト・Ponko
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