<ママ友トラブルの現実>娘が噛まれた!でも「ウチの子はそんなことしない」と言われた【後編】まんが
前回からの続き。娘が幼稚園のお友達に腕を噛まれ怪我をしました。その後噛んだ男の子のママに「うちの子はそんなことするような子じゃないんだけど」と言われてしまい、戸惑っています。
その親子とは幼稚園のバス停が一緒です。
あの一件以来「何で噛んだのかな~?」「うちの旦那もおかしいって言ってるんだ」と口癖のようにつぶやくようになりました。 きっと「うちの子も噛まれるようなことをしたのかも、息子くんは悪くないよ」の一言を待っているのだと思います。
どうしてケガさせられたうちの方が謝らなくちゃいけないんだろう……。
表立ってトラブルを起こすわけにもいかないので「どうしてだろうね~」とさらっと笑顔で返すことしかできません。 そのママは「うちの子は大人しい」と言っていますが、その子は普段から幼稚園でお友達を押したり叩いたりしています。きっと親の前では良い子なのかもしれません。 それに思い返せばあのママも、ちょっと癖の強い人だったような……。
私は娘の心のケアをしながらも(あの人はああいう人なんだ、仕方ない。長いお付き合いになるんだから、程よい距離感でいくしかない)と自分に言い聞かせていました。 この一連の出来事を他のママ友に話して、相談に乗ってもらおうかな、とも思いましたが、今ある火種を余計大きくしてしまうかもしれない……私が我慢すればいいこと、と思い、誰にも言いませんでした。
そんなある日。
いつも私とそのママだけが待っているバス停に、もうひとり、同じクラスの子どもとママがやってきました。 登園用の自転車を修理に出しているので、数日間だけバス登園をするのだそうです。
そして、例のママからいつものように「うちの子、噛みつくような子じゃないのに~」と例のグチが始まりました。挙句、娘の傷痕を覆うバンドを見て「いつまでそれしてるの? 大げさじゃない?」と笑ったのです……。
バスで子ども達を送って行った後……。
そばで一連の話を聞いていたママが……「この後ちょっと話せる?」と私を自宅に招いてくれました。
私は今まで我慢していた気持ちが溢れ、号泣してしまいました。わかってくれる人がいた。 それだけで私の心は救われ、ものすごく楽になりました。 それから私は、そのママの助言もあり、幼稚園への登園を、バスから自転車に切り替えました。
噛みついた子のママとはほとんど会わなくなり、気持ちが一気に楽になりました。 たまに幼稚園で顔を合わせる機会があっても、自宅へ招いてくれたあのママ友が側にいてくれたり、絶えず私に話しかけたりして、それとなく守ってくれます。 本当に、ありがたい……心から感謝です。
今後もちょっとしたトラブルはいろいろと起こるでしょう。 でも、わかってくれる人はわかってくれる。
そう信じて、これからもしっかり子どもを見守って行きたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・ちょもす
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