40代半ばで出産した姉。実母の手を借りないと子育てできないことにモヤモヤするママ
みなさんが第一子を出産したのは何歳のときでしたか? 育児には体力も必要なので、高齢で出産をすればつらいと感じることもあるかもしれませんね。
『私の姉は40代半ばで出産し、80歳近い母親の手を借りて育児をしている。毎日自宅に母親を呼び、公園に行くにも買い物に行くにも予防接種や医者に行くにも母親と一緒。一人では行動できない。そのくせ母親に対する当たりが強く、母親がすねて「もう手伝わない」と言ったら激高します』
40代半ばでお子さんを出産した投稿者さんのお姉さん。体力的につらいこともあるのかもしれませんが、育児を助けてくれている高齢の母親に対して激高するとは穏やかではありませんね。
『姉は「家にこもっていたら足腰が悪くなるし、認知症にもなるから予防のため」と言って母を連れ回している。そしていざ足腰が悪くなり通院が必要になると、母は姉じゃなく私に医者に連れていってと頼んできます。姉は「小さい子を連れての送迎は無理。家に帰っても子どもと二人きりはしんどい」と母親の送迎を拒否。わが子らが「ばばの家に遊びに行きたい!」と言っても断られてばかりいます。都合のいいときだけ私に頼んでくる母にも姉にもイライラする』
投稿者さんはお姉さんに対し、母親の足腰強化や認知症予防を大義名分に自分に都合よく利用していると感じているようですね。祖母に会いたいわが子は我慢を強いられているにのに、毎日母親に手助けしてもらっている姉に怒りもあるようです。
身勝手な姉の態度に非難殺到
『そもそも40代にもなって育児ができないって……。未成年で産んだら「子どもが子どもを産んだ」って言われるけど、何歳になっても親に手伝ってもらわないと子育てできないなら40代でも「子どもが子どもを産んだ」になるね』
『子育てを舐めていたね。でも産んだからには責任持って育てよう』
『お母さんに何かあったらどうするんだろう。子どもと二人っきりが無理とか意味が分からん。最初から他人任せで育児するつもりだったのかな』
『私の義姉は41歳で産んで、義母はまだ60代だけど全く頼らずワンオペでやっているよ。年齢関係なく親に助けてもらうのを前提に産むのは無責任だと思う』
高齢の母親に頼りきりで育児をする投稿者さんの姉に対し、厳しいコメントが寄せられました。ママが体調不良のときなど、どうしても誰かの助けが必要なときもあるでしょう。しかしながら、夫婦以外の誰かの手助けありきで子どもをもうけては無責任のようにも感じられます。子育てには責任が伴うものです。年齢に関係なく、まずは「自分の子どもは自分たち夫婦で育てる」という意識が必要なのではないでしょうか。
高齢の母親に頼る前に……
『ベビーシッター兼お手伝いさんを雇えばいいと思う。お金はあるんだろうし。投稿者さんのお母さんが気の毒だわ』
投稿者さんの母親は80歳目前の高齢とのことですから、育児を手伝うには体力的にもつらいでしょう。お母さんの負担を減らすために、家事代行サービスやベビーシッターを利用してはどうかとの意見が届きました。お金こそかかりますがプロに任せられる安心感がありますし、何よりお母さんの負担が減るでしょう。
義兄はこの現状をどう思っているのか?
『私なら義兄に言うわ。どうにかしろって』
子どもの父親である旦那さんに協力を求めず、高齢の母親に育児を手伝わせるのはいささか優先順位が違うように思えますね。投稿者さんは姉の旦那さんである義兄に状況を伝えていないのでしょうか?
『姉は「旦那は平日2日しか休みがなく、帰りは20時。ワンオペ育児になるからつらい」と言います。でもそれって普通のことですよね? 義兄の連絡先は知らないし、会うことがないから伝える術もありません……』
投稿者さんのお姉さんは毎日自宅に母親を呼んでいるとのことですから、義兄は育児を手伝っているお母さんの姿を目の当たりにしている可能性もあります。投稿者さんは義兄の連絡先を知らないので状況を伝える術はない、と諦めモードのようですが……。
『連絡先を聞いたらいいだけ。思っているだけで行動に移さない投稿者さんも、お姉さん同様にお母さんのことをさほど気にかけてはいないよね』
義兄の連絡先を知らないならば、お姉さんなりお母さんなり聞くこともできるでしょう。連絡が取れないのなら姉宅におもむき、直接義兄に現状の改善を直訴する方法もあります。自身も我慢を重ねる日々であるにも関わらず、「術がない」と言い切ってしまう投稿者さんは切迫感がやや薄いと感じられても仕方がなさそうです。
お姉さんとコミュニケーションを取ってみては?
『私の姉も高齢出産だったから私が協力しているよ。たまに姉の子どもをお風呂に入れたり、あやしたり、寝かしつけもする。 高齢出産で大変だろうし、余裕を持ってもらいたいからね。もちろん姉は最初から私に育児を押し付けないけど 頼りにはしてくる。家族なら支えたいからね』
『知り合いは40歳で子どもを産んだけど 可愛いって育児している。2人育児中。でも妹さんが育児を手伝っている。抱っこ紐しながら面倒を見たり。そうでないと40歳からの育児はきつそうに思うけど』
高齢出産をしたきょうだいを手助けしているとのエピソードも寄せられました。きょうだいが困っていたら、自分ができることを手助けしてあげようと思うことは自然な感情ですよね。夫婦の子どもは夫婦が協力して育児するべきかもしれませんが、事情によっては不可能なケースがあることも否めません。もしも可能であれば、投稿者さんも姉の育児を手伝ってあげるのはいかがでしょうか。例えばわが子と姉の子どもを遊ばせている間に姉とコミュニケーションを取ってみれば、状況を打開できるヒントが見つかるかもしれません。
投稿者さん姉妹とお母さんの今後のために
『投稿者さんがお母様を誘ってお出かけしたり旅行したりして、お姉さんから一度離してあげたらどうですか? 投稿者さんと投稿者さんの孫とゆっくり過ごせばお姉さんの異常さに気付くと思いますし、お姉さんも頼る人がいなくなればどうしようもないですから自分で何とかするでしょう』
投稿者さんの姉にとって、母親の手助けなしに育児をすることは難しいのでしょうね。とはいえ、高齢かつ身体に不調をきたしている母親にいつまでも頼ることもまた難しいことでしょう。一度母親と姉を離してみて、姉夫婦だけで育児をさせてもらう機会を提案してみるのもいいかもしれませんね。
家族が困っていたら手を差し伸べてやりたくなるのは自然な感情でしょう。しかしその厚意を当たり前と思って何もかも押し付けていては、ただの傲慢になってしまいます。もしも投稿者さんのお姉さんが「いつも手伝ってくれてありがとう」、「我慢させてごめんね、ありがとう」と感謝することができたなら、投稿者さんも苛立ちや怒りを感じることもなかったかもしれません。
投稿者さん姉妹とお母さんにとって最良の方法をみつけるべく、義兄に相談してみる、お母さんだけではなく投稿者さんもお姉さんの育児に協力してみる、お母さんとお姉さんを離してみるなど、できることはまだまだありますよ。
文・子持ち鮎 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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