家族と悩みを共有できない……「繊細なメンタル」を持つ私の気づき
3歳の子どもを持つ30代の主婦です。近頃パート先の人間関係に悩んでいます。私に直接関係があるわけではないのですが”パートのおばちゃんたちに陰口をたたかれている店長”のことが気が気でなりません。
ある日、実家に行ったとき、兄にぼそっとその悩みを打ち明けたら……
冷静に物事を考えられる兄、明るく楽観主義の母と妹。みんなと話すと、なぜかいつもイライラします。と同時にそんな3人を羨ましくも思うのです。みんなが言いたいことはわかる。でもみんなが普通にできることが私にはできないのです……
たとえ血の繋がった家族でも、合う合わないはあるんだな。家族と悩みを共有できないことに悩んでいましたが、私は自分の気質を知ってからずいぶんとラクになりました。
私のような繊細な気質を「HSP(ハイリ―・センシティブ・パーソン)」と呼ぶことがあるようです。刺激に敏感で疲れやすかったり、人の気持ちに共感する反面、振り回されやすかったり……お医者さんにはかかっていませんが、書籍でHSPという言葉を知り「自分の気質かもしれない」とわかっただけでもずいぶん楽になりました。
身近な関係性のなかで見えてくる「気質」の問題。家族だから理解してもらえる、共感してもらえると期待してしまうと、かえって辛くなってしまうこともありそうです。そんなときは無理に考え方を合わせようとしなくていいのかもしれません。
※この漫画は知人の話を元に制作しています。完全なノンフィクションではありません。
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