【第八夜】体が動かず声も出ない。真夜中の金縛り体験は夢?それとも―― #身の毛もよだつ恐怖の体験
前回からの続き。これは私が、結婚前一人暮らしをしていたときのことです。
眠りについたはずなのに……。
「逃げないと!」そう思った私は起きようとしますが体が動きません。「もしかして、これは……金縛り!?」体は動かせず目も開かないのです。それでも女性が少しずつ近づいてくるのがわかりました。あまりの恐怖で声も出ません。
突如首を絞められたかのように息ができなくなり……! 何とか抜け出そうと必死でもがくうちに、ガバっと起き上がることができました。「金縛りがとけた!」そう思って、部屋を見渡しますが誰もいません。「夢か……」汗だくになっていたので着替えて再び眠りにつき、その後は朝まで寝ることができました。
翌朝――出勤の身支度をするために鏡を見た私は、思わず「ヒィィィ!」と叫んでしまいました。
首に絞められたような指の形がしっかり残っていたのです。
夢だったはずなのに首に指の痕が残っている……。あの女性は誰だったのか……。
未だに真相はわかりません――
脚本・rollingdell 作画・加藤みちか
※この漫画は知人の話を元に作成しています。
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