【第四夜・前編】幽霊を避けて歩く友人 私を呼ぶ声とは…… #身の毛もよだつ恐怖の体験
前回からの続き。友人はもともと霊感が強く、悪いものを引き寄せてしまう体質だったそうで、ずっと数珠をお守りとして身につけていました。「お守りとしてつけてるけど、効いてるのかはわかんない。でも私はこれを取れないの……」と友人は言いました。理由を聞くと……。
向かって歩いてくる幽霊を避けるために、思わずパッと横に逃げる友人。
「害はないだろうけど、自分の体を通り過ぎるのは……何か嫌!」
はたから見れば「何をやってるのか?」と思われていたでしょう。しかし友人は必死です。ただひたすら幽霊を避けていました。
すると……「あの…」と友人を呼ぶ声が聞こえてきたのです。
おそるおそる振り向くとそこには……。
【身の毛もよだつ恐怖の体験:第四夜・後編】へ続く。
文、作画・猫田カヨ
※この漫画は知人の話を元に作成しています。
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