「ご飯がまずい」と言って食事を残したり食べない反抗期のわが子。子どもにどう接すればいい?
子どもが反抗期になると、親との会話をしなくなったり、冷たい態度をとるようになることもあるでしょう。他にも乱暴な言葉を使う、食事に文句を言うなどママたちを悩ませることも。あるママさんはお子さんたちの食事のことでかなり悩んでいる様子です。
『中学生と小学6年の子どもがいます。反抗期になり「ご飯がまずい、食べる気分じゃない」と言ってせっかく作ったのに残したり、手をつけないことが続いています。お菓子やパンなどは食べています。叱ったり、なだめたりしましたが何を言っても文句を言ってくるので、最近は余計なことは言わずに黙々とご飯を出しています。でも食べないので、ほぼ残飯に。作ったご飯を時間が経ってから食べるので、冷めて美味しくないと感じるだけだと思うのですが、子どもたちは私の料理が下手でまずいからだと言います。みなさんならどうしますか? 食べなくても作り続ける? 食べられるものを買ってくる?』
中学生と小学6年生のお子さんが、投稿者さんが作るご飯を「まずい」と言って食べなかったり、残したりするそうです。このような日が続くと投稿者さんもご飯を作る気力がなくなってしまいますよね。そんな状況ですが今後も子どもたちにはいつも通りご飯を作った方がいいのか、それともパンなどを買い置きしておいたりする方がいいのか悩んでいます。ママたちが意見交換をする場のママスタコミュニティには、反抗する子どもたちに悩む投稿者さんにどのような声をかけてくれたのでしょうか。
それは辛いね。投稿者さんに寄り添うコメントも
『お子さんたちはひどいね。どうしてそんなことを言うんだろう。それでご飯を作らないでいれば周りからネグレクトとか言われるし、複雑だよね』
子どもたちがご飯を食べないばかりか「まずい」とまで言われてしまった投稿者さん。いくら子どもとはいえ、作ってくれた人に向かって「ご飯がまずい」と言うのは見過ごせないことですね。投稿者さんはきっと悲しく、切なく、腹立たしい気持ちになっていることでしょう。この気持ちに寄り添い、あたたかい言葉をかけてくれたママもいます。
反抗期ゆえの行動?
『お母さんの気を引きたいんじゃないかな。ご飯を食べない、「まずい」と言うのは、お母さんに歯向かうことで「こっちを見て!!」というサインだと思える。子どもに関わる時間や気力を確保するのは難しいかもしれないけれど「あなたたちのことをいつも気にかけているよ」という言葉だけでもかけ続けてみるとかね。子どもたちにとってのお母さんとのコミュニケーションが「反抗」というやり方なのに対し、お母さんは怒ったり、脅したり、無視したりせずに「どうしたの?」と優しく声をかけ続けてあげてほしい』
投稿者さん自身も子どもたちが「おそらく反抗期に入っている」のだと認識しています。食事に対して文句を言うのは「反抗期だからこそ」なのかもしれません。そんな中、投稿者さんに反抗的な態度を取ることで、お子さんたちは自分たちを気にかけてもらいたいのでは? との意見もありました。子どもたちも心の中では「こんなことではいけない」と思いながら葛藤しているのかもしれません。投稿者さんもそんな子どもたちの気持ちを汲み取り、優しく接し続けることも必要なのではとのコメントも見られました。
ご飯を食べない子どもたちに対して、投稿者さんができることは?
お菓子やパンの買い置きをやめる
『きょうだい2人でそんな態度なの? 母親をなめ過ぎ。とりあえずお菓子やパンの買い置きはしないでおく』
『お菓子もパンも一切買わずに、食べるものは作って出すものしかない状況にする』
子どもたちはご飯を食べませんが、買い置きをしているお菓子やパンなどは食べているようです。たとえご飯を食べなかったとしても、お菓子やパンがあるのでそれを食べればお腹は満たされるのでしょう。だから投稿者さんのご飯を食べなくても大丈夫と思っているのかもしれませんね。お菓子やパンの買い置きをなくして、ママが作るご飯しか食べるものがない状況にしてしまうのもアリなのかもしれません。
作る前に食べるかどうか確認する
『○○を作るけれど食べる? 食べない? と作る前に聞く』
ご飯を作っても手をつけない、残してしまうということがあるならばご飯を作る前に食べるのかどうかを聞いてみるのはいかがでしょうか。「食べない」と返事があれば作らなければいいので、少なくともそのまま残飯になるようなことはなくなりますよね。また「食べる」ならば、責任を持って食べるようにと強く言うこともできそうです。しかし投稿者さんもすでに子どもたちに「食べるか食べないか」を聞いているようです。
『毎回食事を作る前に食べるかどうか聞いていますが、聞くたびに文句を言ってきます。「肉だけ食べる」「刺身しか食べたくない」これしか言いません。聞いた後、なんとか食べてくれそうなメニューを作るのですが「なんか違う」と言って結局食べません』
投稿者さんもなんとかご飯を食べてもらおうと子どもたちに「食べるのか食べないのか? 何なら食べるのか」などと聞いてから作っているようです。しかし聞いて作ったところで、結局何も食べないことが多いとのこと。「肉しか、刺身しか食べないと言う」これは他の人から見てもわがままに見える態度のようですね。
投稿者さんは何もせず、自分で作るように言う
『自分で冷蔵庫にあるもので勝手に作ればと言って放っておく』
投稿者さんが作っても食べないのであれば、自分たちで作らせるのもいいでしょう。好き勝手な時間に食べるようなこともあるでしょうが、自分で作る経験をすることで食事を作ることの大変さをわかってくれるのではないでしょうか。作ったものをなんとか食べてもらうということばかりを考えるのではなく、これを機会に自立をさせてみるというのもいいのかもしれませんね。
子どもたちと話し合ってルールを決める
『子どもたちと話し合いをした方がいいと思うよ。親子でも食事のルールを決めた方がいいと思う』
投稿者さんは子どもたちの態度に悩み、1人で考え込んでしまっている様子です。一度子どもたちと向き合って、子どもたちがどうしたいのか、投稿者さんがどうして欲しいのかを腹を割って話してみる必要がありそうですね。子どもたちの本心がわかれば、投稿者さんの対応の仕方も見えてきそうです。
投稿者さんの気持ちを正直に伝えてみては?
2人のお子さんたちは反抗期に入ったようで、投稿者さんが作る食事に文句ばかり。作っても食べない、食べても残すなどを繰り返すため、投稿者さんもどうしていいのかわからなくなってしまっている様子です。これに関しては他のママからもアドバイスがありましたが、一度子どもたちと話し合ってみる必要がありそうですね。残したり食べないことを責めるのではなく、投稿者さんの気持ちを正直に伝えてみてはいかがでしょうか。食事は健康のために必要なことなのでちゃんと食べて欲しいこと、食べてくれなくて悲しいことなど、投稿者さんが抱える思いはたくさんあることでしょう。話し合えば「うるさいな」などと思われる可能性もありますが、黙っていては投稿者さんの気持ちは子どもたちに伝わりません。反抗期だからと言って何も伝えないのではなく、むしろ投稿者さんの愛情をはっきりと言葉にして伝えることこそ大切なのかもしれませんね。
文・こもも 編集・清見朱里 イラスト・春野さくら
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