中学生になってきょうだいができるのは恥ずかしいこと?
ママスタコミュニティにあるママから、年の離れたきょうだいについての投稿がありました。
『中学生以上の子どもにとって、年の離れたきょうだいができるのはどんな気持ち? 上の子にとっては嬉しいのかな。それとも気持ち悪い? 自分だったらちょっと気持ち悪いな』
中学をすぎてから下の子が生まれる場合、きょうだいができたことを上の子は嬉しく思うのでしょうか、それとも違う感情があるのでしょうか。ママたちからママスタコミュニティにさまざまなコメントが寄せられました。
実際に年の離れたきょうだいをもつママはどう感じていた?
『すごく恥ずかしかった。しかもきょうだいが多くて、「また?」という感じで嫌だった。一番上だったから面倒をみなくちゃいけないし、ストレスだった』
きょうだいが増えることが喜ばしくなかったママもいるようですね。こちらのママは周囲への恥ずかしさと下の子の面倒を見ることへのストレスというふたつの感情があったそうです。家族が多いとおのずと下の子の面倒を見る機会は増えるのだと思いますが、さらにきょうだいが増えたことで、周囲だけでなく自分自身も「また?」と感じてしまったのかもしれませんね。
思春期の子どもにとっては抵抗がある
『隣の子は受験生だったけれど、家にあまりいない子になったわ。年が離れたきょうだいが嫌だったんだって』
『私が高校のとき、高3の先輩(高1に弟、中2に妹)に新たに弟が生まれて「本当に恥ずかしい。いい歳して……」と言っていたな』
『友だちは、上の子が中学生のときに再婚相手との子を妊娠。「ママたちやっていたんだぁ」と冷めた目で言われたと言っていたよ』
妊娠したということから性行為を連想してまうこともあるようで、思春期の多感な時期の子どもには妊娠という事実自体が受け入れがたいのかもしれません。ましてやその妊娠が自分の親ともなれば、余計に抵抗があるのかもしれませんね。
親の前では可愛がるけれど……。本音は違う場合も
『親の前では可愛がっているけれど、本音は可愛くないと言っている子もいる。親は面倒見がいいと喜んでいるけれど』
きょうだいを可愛く思えない気持ちを親の前では押し殺しながら接していたママもいるようですね。可愛く思えないと言ってしまうことで親を悲しませたくない気持ちが伺えますが、子どもにそのような負担をかけてしまったと思うと親としては胸が痛い話かもしれませんね。
年の離れたきょうだいを歓迎する子もいる
『うちの1番上の子が中1のときに、1番下の子を妊娠。気持ち悪いとは言わなかった。私は堕ろそうと思っていたけれど、「堕ろすのは殺すことだからやめて!」と止めたのも中1の子。一緒に産婦人科に行ってエコーまで見た。会話がなくなってきそうな思春期に、私の妊娠が会話の種になり明るくて穏やかになっていた。今でも可愛がっているよ』
『うちは14歳差で上がお兄ちゃんだけれど、「弟は1番の宝物だ!」と言ってすごく大事にしてくれているよ』
年の離れたきょうだいに対し嫌悪感を抱いてしまう子どもがいる一方で、好意的な感情をもってくれる子どももいるようですね。ママたちにとって思いもかけない妊娠だったとしても、子どもたちが喜ばしく思ってくれることもあるようです。
年が離れたきょうだいができたら、周りの大人も気を遣っていこう
『昔ならともかく、そんなこと気にしなくていいよ。「恥ずかしい」「気持ち悪い」と書いてる人が子どもの前でそういう風に話してるんじゃないの?』
新しい生命の誕生は喜ばしいことではありますが、お兄ちゃんお姉ちゃんとしては、多感な年ごろゆえに受け入れがたく思ってしまうこともあるかもしれません。友達から傷つく言葉を投げかけられたり、下の子ができたことを嫌だと感じる場面も少なくないでしょう。ですがまわりの意見が子どもの気持ちを左右することがあるならば、きょうだいが増えることに対し、ママをはじめとした大人たちがマイナスよりプラスの印象の言葉を選んで話すことも大事なのかもしれません。そうすることで子どももまわりに対して恥ずかしく思ったり、嫌だと思う気持ちを持たずに済む可能性もありますよね。下の子の誕生という喜ばしい出来事が、上の子にとってもうれしい変化となるように。周りの大人たちが気を配っていくことも重要なのかもしれません。
文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・なかやまねこ
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