6割以上の主婦が世帯年収に不満を持っている!?主婦が実践するお小遣い稼ぎの方法とは?
結婚して子どもをもつと、家計のやりくりや節約は切っても切り離せないものですよね。食費や教育費などに加えて、家を買うなら住宅ローン、車を所有していれば維持費など、子育て世帯はとにかくお金がかかります。それらに加えて、子どもの進学や自分たちの老後のために貯蓄も増やしたいところでしょう。
株式会社LENDEXが2020年2月28日(金)~2月29日(土)に、1,125人の主婦を対象としたお金事情に関する調査を実施しました。他人には面と向かって聞けない、主婦たちのリアルなお金事情についてご紹介します。
家計の財布を握っている妻は全体の約6割以上
調査ではまず、夫婦のどちらが家計の財布を握っているのかについて聞いています。すると全体の約6割以上が「妻(66.7%)」と回答。およそ半数以上の家庭で、妻が家計管理を担当していることがわかりました。
妻側に「現在の世帯年収に満足していますか?」という質問をしたところ、こちらも全体の約6割以上の方が、『いいえ(60.8%)』と回答しています。妻側が世帯年収に不満を持っている具体的な理由について掘り下げてみると……
『家のローンでマイナス』
『老後の生活費を考えるともっと収入を増やしたい』
『子どもの教育費がかかるため、毎月ギリギリの生活をしている』
『自由に使えるお金がない』
このような声がありました。毎日、毎月かかるお金をやりくりすることで精いっぱいな主婦のリアルが見えてきます。
家計のやりくりで大変なのは食費、水道光熱費!
家計のやりくりのなかで、主婦は何をとくに大変だと思っているのでしょうか。調査の結果を見ると、「食費(68.4%)」が第1位に。2位は「水道光熱費(58.5%)」、3位は「家賃(31.2%)」という結果になりました。
家計のやりくりで抱えている不満を聞いてみると、
『クレジットカードを使いすぎ!』
『光熱費や食費をチマチマ節約しても、1回外食したらチャラ』
『夫の飲み代を含めたお小遣いが高すぎる!』
『旦那のお酒とタバコがなくなればかなり楽』
『食費節約のために安いスーパーで購入したものや、見切り品ばかりでたまに悲しくなる』
このような声があがりました。日々コツコツと節約を頑張っているものの、なかなか成果が出なかったり、質素な食生活では満足のいく生活ができていなかったりする主婦は多いのかもしれませんね。夫の飲み会やタバコ代にも不満を抱えている人は少なくありませんでした。
主婦がやっているお小遣い稼ぎ。「ポイ活」が人気No.1
節約生活を頑張っているさなかでも、ちょっとした「プチ贅沢」をしたいときはありますよね。主婦はどのようにしてプチ贅沢をするためのお金を捻出しているのでしょうか。調査の結果からは、「ポイントサイト(62.2%)」と答えた方が最も多く、ついで「副業(9.0%)」、「短期バイト(6.1%)」、「投資(4.7%)」、「アフィリエイト(0.6%)」といった回答が寄せられていました。
家事や育児などの隙間時間を見つけて、ゲームやアンケートに参加したり、毎日ログインをしたりなどして、コツコツとポイントを貯めていく「ポイ活」を半数以上の主婦が活用していることもわかりました。ポイ活は初期投資も面倒な準備も必要ないので、多くの主婦が取り組んでいるのではないでしょうか。
主婦のここだけの話。旦那さんに内緒のお小遣い稼ぎとは
最後に「ここだけの話、夫に隠れてやっているお小遣い稼ぎの方法はありますか?」という質問に対し、2割以上の方が「ある(21.7%)」と回答していました。
具体的には、
『メルカリで旦那が使わなくなったものを売る』
『独身時代の貯金で株式投資』
『株式売買、純金プラチナの積み立て』
『空いた時間に手作りのものをネットで売っている』
このようなお小遣い稼ぎの方法がありました。株式や積み立ては初心者には難しそうですが、フリマアプリやネットを活用したお小遣い稼ぎなら、今すぐにでも実践できそうですよね。
お金や家計管理の話は、ママ友とはなかなかできないもの。こういったアンケート調査の結果を見ると、多くの主婦が自分と同じような悩みをもちながら、日々の家計のやりくりをしているのだと実感できますよね。皆さんも今回のアンケート調査結果を見て、また明日からの節約のモチベーションにしてみてはいかがでしょうか。
【調査期間】2020年2月28日(金)~2020年2月29日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,125人
【調査対象】主婦(女性)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
文・AKI 編集・櫻宮ヨウ