花粉の季節!鼻水やくしゃみ、目の痒みに悩まされるママたちは、どういう対策をしているのか
花粉症のママから、ママスタコミュニティに投稿がありました。
『花粉症の人どう? わたしは昨日あたりから、鼻水が出るようになりました。マスクをしていないのもあるけれど』
花粉症の投稿者さんは、鼻水が出るようになったとのことですね。花粉症の他のママたちの症状はどうでしょうか。また花粉対策として、どんなことをするのでしょうか。
スギ花粉が飛ぶのは2月から4月にかけて。秋にかけては草の花粉にも注意
地域によって差がありますが、スギ花粉が舞うのは主に毎年2月から4月にかけてです。3月現在で花粉に悩まされているということは、投稿者さんはスギの花粉症かもしれません。
『だよね? 私夏花粉なのに春花粉でこんなに酷いのは今季初めて』
花粉が舞うのはスギ花粉の季節だけではありません。5月から7月にはイネ科の花粉が舞います。8月から10月にかけてはブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどの花粉が舞います。春の時期に舞う花粉のアレルギーはないはずなのに、春に舞う花粉でアレルギー反応がある、というコメントがありました。
鼻水やくしゃみは当たり前。花粉症で苦しむママ
『最悪です! 私は先週からひどくなった。薬を飲んでてもくしゃみが止まらないし、鼻水も止まらないか、完全に詰まるか……。目も痒いし耳も痒い。頭がボーっとする』
『頭痛がひどい! 昨日からずっと治らないよ。鼻の付け根と目の奥の圧迫感がヤバイ』
投稿者さん同様に、花粉症の症状が出ているママも少なくないようです。目や耳の痒み、止まらないくしゃみや鼻水だけではなく、頭痛がすることもあるのですね。
花粉症対策として薬を利用する
『薬は飲まない? 今年はマスクがないから、スプレータイプとか鼻に塗るタイプの薬の売り場を広くしているよ』
『花粉症になってから7年目。毎年この時期から病院で薬をもらっている』
『症状が出る前から薬を飲み始めたら、症状は緩和されるかも。来年から早めに病院に行って飲み始めてみては?』
例年花粉症の症状がひどい場合には、病院で診察を受けた上で薬で症状を抑えることもあります。玉川医師会によると、花粉症で薬を飲む場合はスギ花粉が飛び始める数週間前から抗アレルギー薬を飲み始めるとのことです。1月頃に病院を受診して、医師と相談の上に薬を飲み始めると良さそうですね。もし既に花粉症の症状が出ている場合には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を飲むことになります。これに加えて点鼻薬や点眼薬を使う場合もあるので、病院を受診して医師の指示に従うようにしましょう。
服薬・対症療法以外の治療法のひとつ、「免疫療法」。病院の先生にまずは相談を
花粉症の治療法のうち免疫療法と呼ばれるもののひとつに「舌下免疫療法」があります。毎日少量ずつアレルギーの原因物質を舌の下から体内に入れることによって、花粉症の体質を少しずつ変えていく方法です。筆者の中学生の娘は花粉症で、毎年春先になると鼻水や目の痒みで悩んでいました。そこで2019年の夏から舌下免疫療法を取り入れています。舌下免疫療法はまずは2年間毎日投与するため、根気が必要になる治療法かもしれません。
もう一つの免疫療法は「皮下免疫療法」です。花粉の抽出液を、最初は濃度を下げて薄くしたものを注射して、その後少しずつ濃 度を上げて注射し、花粉抗原に対する防御する免疫を獲得させる治療法です。花粉の季節の3ヶ月以上2年以上の期間にわたって、治療を続けます。
これまでとは異なる治療法を取り入れるときは、治療の期間や治療の効果を踏まえて病院の先生に相談してみるといいかもしれませんね。
花粉症への対処法はひとつではない。病院の先生に相談しながら他の方法を試してみて
これまでマスクやメガネといった物理的に花粉を遠ざける方法や服薬などを試してもなかなか花粉症が改善しなかった方もいるかもしれません。花粉症の症状が改善しなければ病院の先生に相談して服薬のタイミングを変える、薬を変えるなどこれまでとは違った治療法を試すことを検討してもいいのではないでしょうか。治療期間が長くはなるものの、免疫療法という選択肢もあります。鼻づまりや鼻水、くしゃみ、頭痛など花粉症にともなうつらい症状を少しでも軽くするために、病院の先生と相談して自分に効果のある治療法を見つけてくださいね。
文・こもも 編集・しのむ
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