私が義母になったら……。義実家への帰省が憂鬱なママたちに聞きたい!
年末年始が近くと、ママたちの関心事のひとつに「義実家への帰省」があがってきますよね。ママスタコミュニティにも義実家への帰省について、たくさんのトピックがあげられています。なかには義実家に帰省したくないという内容のトピックがあり、その内容に関してあるママからこんな投稿がありました。
『男の子ママ、お嫁さんたちが旦那実家への帰省を憂鬱に思ってるトピック見てどう思う?』
息子さんがいる場合、いずれは結婚をして年末年始にお嫁さんと帰省することになるかもしれませんよね。自分が義母になったとき、お嫁さんが帰省を憂鬱に思うとしたら、どう感じるのでしょうか。
お嫁さんの気持ちがよくわかる!
『自分も嫁だから、嫁の気持ちはそんなもんだとわかっているよ』
『憂鬱に思う気持ちは私も分かるから、なんとも』
『私はお嫁さん優先でいいと思うよ。嫌なら無理に会わなくても全く平気。私も散々義実家には苦労をしたので、気持ちがわかるし家族だけでのんびりと自由にしてほしいよ』
息子のお嫁さんの気持ちもわかるという声が寄せられました。義実家への帰省を憂鬱に感じる気持ちが理解ができるので、無理に帰省しなくてもいいと思うママもいるようです。
無理に帰省しなくてもいいよ。その本音は?
しかし「無理して帰省しなくていい」という言葉には、もう少し違った意味も含まれているようですよ。
お互いに気をつかい合うのは嫌だから
『私は元々正月に帰省して欲しくないから、お互いが嫌なら来る必要ないし、楽だよ』
『来ないなら来ないで夫婦2人で旅行にでも行ってのんびり過ごす。来るなら来るでちゃんともてなすよ。ただ、憂鬱になってまで来て欲しくはない』
ママたちのコメントからは、気をつかうのはお嫁さんだけじゃなく、義母となる自分もだという本音が見えてくるようですね。息子家族が帰省しないならしないで、自分たち夫婦だけで楽しく過ごすこともできるというコメントもありました。お互いに気づかいをしなければならなかったり、お嫁さんが憂鬱に感じるならば、無理してまで帰省をしなくてもいいということなのでしょう。一方でこんなコメントも。
お嫁さんの実家に行っても気にしない
『それぞれの家に帰省したらいい。無理して来られても困る』
『来たくなきゃ来なくてもいいよ。なんなら嫁の実家に行って良し』
お嫁さんが自分の実家に帰省したいのであれば、それでもいいのでは? という意見がありました。どちらの実家に帰省するのかは、夫婦で決めればいいという考えなのでしょうね。なんとも潔い意見です。
もてなすのが苦手です
『嫌なら来なくていいよという感じ。まだ子どもが小さいけれど、おもてなしとか苦手だし。息子と孫だけなら少々部屋が汚くても気を使わなくていいから、その方が楽かも。お嫁さんが嫌とかじゃなく、とにかく人を招くのが嫌い』
『気持ちがわかるから、べつに来なくてもいい。もてなすのも苦手だし。年末年始は家族でのんびり過ごすのがいいと思う』
ママ自身が人をもてなすのが苦手な場合には、お嫁さんが帰省しない方がいいこともあるようです。料理を作るだけではなく、家の中の片付けもするとなると、面倒さを感じることもありますよね。
自由でいたいから
『嫌なら来なくていいからね。 年末年始は旅行行きたい』
『自由でいたいから来なくていい。人が来ると疲れるし。来るのであれば孫と息子だけでいい。私自身家にいないで、あたたかい場所に旅行に行きたい』
せっかくの年末年始、旅行をしたいというママもいますね。普段なかなか旅行ができないなら、年末年始は絶好のチャンスになるのかもしれません。寒い日本を離れて暖かい場所でゆっくりしたいという気持ちがあるようです。息子家族の帰省よりも、自分の過ごしたいように過ごすというママたちの意見でした。
お嫁さんとなる人に嫌な思いはさせたくない
『私は自分の親を大事に思うように、旦那もそうだと思うから義実家を大事にしている』
『息子のお嫁さんが一般的に常識的な子であれば、こちらから求めることは何もない。来てくれたときは嫌な思いさせないようにしたい』
息子家族が帰省するか帰省しないかはあまり気にしない、無理して帰省しなくてもいいというママたちの声が多かった一方で、義実家への帰省を大事にしているママもいます。自分が義母の立場になったら、息子やお嫁さんとなる人に嫌な思いはさせたくないというコメントもありました。その気持ちがあれば、帰省する方も気持ちよく過ごせるのではないでしょうか。
大切なのは、帰省する側される側が、お互いの気持ちを確認しあうことなのかもしれません。両方が帰省を楽しみにしているならばいいのですが、仕方なく一緒に過ごしているならば、それは決していいことではないですよね。一緒に過ごすのか、お互いに自由に過ごすのか。これからのお正月のスタイルは自分たちで決めていってもいいものかもしれません。もし今の帰省のスタイルがしっくりこないという方は、年末年始を迎える前に、一度自分がどうしたいのかと考えてみるのもいいのではないでしょうか。
文・こもも 編集・Natsu