外国人の友達は給食が食べられない!子どもに教えられた異文化理解とは?
自分と違う文化を持つ人に出会ったとき、思わず戸惑ってしまうことはありませんか?
言葉が通じなかったり、喜怒哀楽のツボがわからなかったり……。しかし子どもにとっては、異文化は身構えるようなものではないのかもしれません。
アレルギーがあってみんなと同じものが食べられない子がいるということは娘もよく理解していますが、宗教上の理由で、というのははじめてです。世界にはたくさんの宗教があって、それぞれ違う神様とそれを信じる人たちがいて……などということは、クリスマスを祝った数日後には神社に初詣に行くわが家で育った娘には、理解できないと思いました。
自分と違う文化と価値観を持つ人はたくさんいて、たとえそれが自分の目から見て不思議なものであっても尊重しなければならない。ということを、六歳になったばかりの娘に理解させるのは不可能に思えました。しかし、説明に四苦八苦する私に、娘は……。
「その子が大事にしているルール」。娘のひとことでハッとしました。異文化を受け入れるというのは、とても簡単なことなのだと教えられた気がしました。大人は知識が増える分、頭で相手を理解しようとするのかもしれません。しかし、子どもは固定観念も先入観も飛び越えて、異文化を持つ相手と友達になれる。いつまでもそのやわらかい考え方を持ち続けてほしいと思いました。
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