子どもの寝かしつけってどうやってしていた?トントンして寝てくれる子が羨ましい!
赤ちゃんの寝かしつけで授乳するママもいると思いますが、卒乳してからの寝かしつけはどのようにしていますか? 「寝かしつけるときに背中やお腹などを手でトントンする」という方法を一度は目にしたり耳にしたりしたことがあるかもしれません。実践して上手に寝かしつけているママもいれば、子どもによっては全くそれでは寝てくれないということもあるでしょう。筆者の年長になる息子は、今や「おやすみ」と言ったら、あくびをした後5秒くらいで寝るようになりましたが、2~3歳くらいまでは寝かしつけに苦労しました。
子どもによってトントンの好き嫌いがある
同じママで同じように育てているきょうだいでも、好きな寝方はそれぞれのようです。トントンですんなり寝てくれるタイプの子もいれば、トントンではかえって気が散って寝られないタイプの子もいます。ママスタコミュニティにもそれぞれのタイプの子を持つママたちの声が寄せられました。
トントンで寝るタイプの子どもたち
『2番目の子はおなかトントンだった。私がしないと私の手をおなかの上に置いてトントンしてって催促していた。その後はトントンから手を繋ぐように移行した。3番目の子は背中さするときがあるけど、私が寝たふりして寝るのを待つことが多い』
『いつも歌いながらトントンしています。10分かからず寝てくれます。お子さんも歌が好きなら動きまわらずトントンさせてくれるかも』
『上の子はお腹トントン、真ん中は寝息吹きかけ、末っ子は頭ナデナデだったよ』
同じママの子どもでも、きょうだいでトントンの好き嫌いがあるようですね。
トントンで寝ないタイプの子どもたち
『うちはあんまりトントンしない。逆に刺激を与えることもあるのかもね。寝ないときは全身なでまわすようにマッサージしてあげたら気持ちよかったみたいで、おとなしくはなるよ』
『うちも2人ともトントンだめだった。上の子は絵本を暗記したのを読み聞かせのように聞かせていたのと、下の子は子守唄を歌っていたら寝てくれた。2人ともお話や歌が終わりかけると泣いちゃうから寝るまで繰り返していたな』
『動画サイトを利用してオルゴール流したりしたらどうかな? 結構すぐ寝てくれたよ! 自分も目つぶって寝たふり』
トントンすると寝られない子の場合は、マッサージをしたり絵本を読み聞かせたりなど他の方法で寝かしつけているようですね。ちなみに、筆者の場合、上の子は1歳頃はひたすら長時間抱っこ、2歳頃は腕枕状態でぎゅっと引っ付いてそのまま寝たふり、3歳頃には、少しトントンする程度でそのまま寝たふりでした。下の子は、トントンは気が散るようで、ただひたすら寝たふりで、つい筆者が先に寝てしまいます……。
トントンの速度も場所も子どもそれぞれに好みがある
トントンすると一言で言っても、どのあたりを、どの程度したらよいというポイントはあるのでしょうか。胸やお腹のあたりを優しくゆっくりトントンする方法はよく耳にしますが、それ以外にもその子によって好きなペースと場所があるようです。ママスタコミュニティに寄せられたママたちのトントンです。
『下の子は高速トントンだとすぐ寝た』
どのくらい高速トントンだったのか気になりますね。
『お尻トントンだとすぐ寝てた』
横向きかうつ伏せの姿勢で寝るのが好きなお子さんなのでしょうか。トントンが好きな子どもは、赤ちゃんの頃からママのトントンが入眠の合図になっているのかもしれません。トントンが嫌いな子どもでなければ、トントンの場所やスピードを変てみるのもよいかもしれませんね。
寝かしつける前に、日中疲れさせることも重要
筆者の上の子がスムーズに寝られるようになったのは、幼稚園での生活で体を動かし、体力を消耗するようになってから。どうやら体力があるタイプのようで、子ども2人とも、2歳くらいから普段は昼寝をしなくなり、むしろ昼寝をすると夜遅くまでなかなか寝ませんでした。ママスタコミュニティにも、日中の行動が重要だという意見がありました。
『トントンだけで寝てくれるくらいに、起きている時間に体力消耗させて、いかに夜眠くなって布団に入ってもらうかが肝心。眠くない状態からトントンしただけで眠くなるわけがない。寝かせる時間に必死になるのではなくて、起きている時間に頑張る。動き回らせて笑わせて昼寝も早めに切り上げて、と』
子どもによって体力は異なり、普段の生活だけでは体力が有り余っている子どももいますよね。むしろママの体力が持たない! ということもあるのではないでしょうか。筆者の子どもと同じ幼稚園のママは、子どもが園から帰るとまずは昼寝をしないと夜まで持たない、と話していました。筆者の子どもの場合は昼寝どころではなく、帰ってからもまだまだ遊び足りないとばかりに体力が有り余っているので、こちらの体力が持たず、寝かしつけながら先に寝てしまうことも度々あります。
どうしても寝ないときはいっそのこと諦めてみる
夜ぐっすり寝かせるために日中疲れさせようとは思っているものの、難しい場合もありますよね。赤ちゃんがいて外遊びがなかなかできないこともあるでしょう。また、筆者の子どものようにもともとの体力が有り余っている子どももいます。他に、日中は保育園で昼寝をたっぷりしてきているために、全く眠くならない子どももいます。早く寝かせようとしているママの気持ちとは裏腹に、子どもは全く眠くなる気配すらないので、だんだんママがイライラしてくることはありませんか。ママスタコミュニティに、子どもが眠くないのであれば無理に寝かせようとせずに諦める、という意見が寄せられました。
『眠くないのだろうね。いっそのこと家事を先にして、眠くなる頃に布団いれたらよいのでは? 早く寝ろーって思うと余計寝てくれないあるあるな気がする』
子どもを早く寝かせた後、残っている家事をこなしたり、ちょっとしたママの休憩タイムを取ったりしたい、という思いもあるかもしれませんが、この際、家事を終わらせるまで起こしておく、というのも一つの手かもしれませんね。
年齢と共に成長し、眠ることも次第に上達していく
トントンして寝るかどうかは子どもによって異なります。我が家の場合は、上の子は夜泣きが3歳頃まで毎晩あったのですが、成長と共に寝ることに関しても上達していきました。すんなり寝てくれる子どももいれば、眠るのが上手ではない子どももいます。いろいろ試してみてもどうしても寝てくれない我が子にイライラすることもあるかもしれませんが、いつかは一人で勝手に寝てくれる日が来ることを信じて、子どもの成長を待つしかないのかもしれませんね。
文・ゆかりんご 編集・横内みか
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