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小学3,4年生の子どもから驚きの会話が!ギャングエイジの子どもに対する親の接し方とは

※2019年7月時点の情報です。

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子どもが小学3年生ともなると親の手を離れ子どもたちだけで遊ぶことも増えてくるでしょう。小学3年生ごろの中学年の子どもは”ギャングエイジ”と呼ばれることがあります。親に対して反抗したり、また子どもたちの集団だけで通用するルールを作り、仲間であるためにそのルールを守ろうとする傾向があるのだとか。

この小学3年生の子どもについて、ママスタコミュニティに目撃談が寄せられました。

『昨日息子と夕方散歩してたら小学3年生くらいの男の子5人いたんだけどその子たちの会話がすごかった。「明日はあいつの机に何入れる!?」「家からゴミ持ってくるからゴミ入れるか!?」とかあからさまにいじめてるであろう会話。しかも「あいつ何のために生きてるんだろうね!」とか言っているし。いったいどんなしつけかたしたらこんな風に育つのかな?』

ご自身は2歳の男の子のママで9,10歳くらいの子どものことはよくわからないものの、ただ乱暴な内容の会話に驚いたのだとか。この質問に対してママたちはどのように回答したのでしょうか。

子どもの言動は親の責任だけど……しつけに対するママたちの考え方

『だいだいこの親にしてその子ありだよ。子どもが問題児で有名で、親と一緒に役員になったことがあるけど、挨拶はしないし、人によって態度は豹変するし、ああなるほどねって思った。子どもはよく親を見てるよ』

『しつけなんてしないからそうなるんでしょ』

『思いやりや道徳を親が教えてないんだよね』

『しつけというか、親が見本になっちゃってるケースが多いよね。口が悪かったり、子どもの前で子どもの友達の事をどうこう平気で悪く言ったり』

ママたちは子どもの言動をよく観察しているようです。そして「どんな育て方をしているのかしら」ととらえるのですね。”子どもは親の鏡”とはよくいったものです。気になる子どもの言動をみかけたら親としての自分の言動も見直したいところですね。

とはいえ子どもの言動のすべてが親の影響なのでしょうか。

『しつけで子どもの性格を変えられるんならこの世はイイ子だらけになってるはずだよ。しつけだけではどうにもならないことがある。性格は十人十色』

こちらのママのコメントにも一理あるのではないでしょうか。子どもが親の言うことを素直に聞き入れ、行動してくれるとは限りません。それができれば子育ての苦労などありませんよね。親のしつけではどうにもならないこともあるならば、親が子どもの性格に柔軟に対応したいところです。なおかつ親自身が基本的な考えをブレさせないためには、どのような点に気を付ければいいのでしょうか。

”ギャングエイジ”と呼ばれる時期の子どもたちの傾向と親の接し方の基本

『小学3年くらいからギャングエイジって呼ばれるよ。仲間意識が高まってくる。いじめにつながるなら正さなきゃいけないけど、いじめにつながらないならそれは成長』

”ギャングエイジ”という言葉を使ってコメントしてくれたママがいました。岩手県生涯学習情報提供システム『まなびネットいわて』では、”ギャングエイジ”と呼ばれる小学校中学年の子どもたちの状態を次のように解説しています。

”ギャングエイジ”は子どもの成長のいち過程、しかし目は離せない

『友だちも、単に数が増えるだけでなく、異年齢や異性の友だちへと広がる重要な節目でもあり、さまざまな集団に属する喜びやルールも身につけていきます。(引用:岩手県生涯学習情報提供システム「まなびネットいわて」)』

『ただ、判断力はまだまだ甘く、暴走しがちなので、手は離しても目は離せない時期です。(引用:岩手県生涯学習情報提供システム「まなびネットいわて」)』

”ギャングエイジ”についての解説をみると、投稿者さんが見た子どもたちの言動は子どもの成長のいち過程ととらえることもできそうです。子どもたちはひとつの集団としてその集団独自のルールに基づいて行動しているわけですね。

しかし他の子へのいじめに近い言動は、まさに”大人の目が離せない”状況です。子どもが属する集団独自のルールを守ろうとするあまり、社会のマナーや法律に違反するようなことがあれば、その時こそ叱り、しつけをする機会といえるでしょう。

他人とは違って”当たり前”。子どものあるがままを親が認めること

また”ギャングエイジ”の子どもたちは、身体と心の成長に伴って友達の自分との”違い”を認識するようになるともされています。

『成長に個人差や性差がみられるようになると友だちと体を比べたり、感受性が高まるなど心の変化もでてきます。(引用:岩手県生涯学習情報提供システム「まなびネットいわて」)』

『心と体の成長にアンバランスを生じがちなこの時期の子ども、一人一人の成長を見守り、悩みを聞いてあげましょう。(引用:岩手県生涯学習情報提供システム「まなびネットいわて」」』

たとえば我が子が友達と背の高さや足の速さ、勉強の習熟度などを比べ、劣っている場合には落ち込むこともあるかもしれません。その時親は目の前にいる子どものあるがままを認め、”あなたは今のままでじゅうぶん。人と比べる必要はない”と話してあげるといいのではないでしょうか。

ケースバイケースではありますが、”ギャングエイジ”の子どもを持つ親は決して子どもを否定せず良き聞き役となり、そして道を誤りそうなときには正しい方向へ導く存在でいてあげてくださいね。

文・しのむ 編集・しらたまよ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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