自己肯定感が高い子どもに育てるためにママができる3つのこと
みなさんの自己肯定感は高いですか? 自己肯定感には2つの側面があり、参議院常任委員会調査室・特別調査室の資料にでは
- 勉強やスポーツ等を通じて他者と競い合うなど、自らの力の向上に向けて努力することで得られる達成感や他者からの評価等を通じて育まれる自己肯定感
- 自らのアイデンティティに目を向け、自分の長所のみならず短所を含めた自分らしさや個性を冷静に受け止めることで身に付けられる自己肯定感
と考えられています。
ママスタコミュニティにも、「自分の子どもに自己肯定感の高い人間に育ってほしい」と感じているママからの投稿が寄せられました。
『「自分や我が子は自己肯定感が高い!」と思う人、親にどう育てられた? 我が子をどう育てた? どうやったら自分に自信が持てる人間になる? 切実に、知りたい。私は自己肯定感が低い自信がない大人で、私はもうそれで構わないけれど、我が子にはそうなってほしくない。でも、自信がないせいか幼稚園で自分の気持ちを伝えられなかったり口数も少ないんだよな……』
この投稿に、自己肯定感が高いと認識している方からたくさんのアドバイスが届いているのでご紹介します。
1.できたことを褒める
『私自身、自己肯定感が低いから、子どもにはそうなって欲しくなくて、いろいろ本とか読んだり、自分の親を反面教師にしたけれど、とにかく褒めてあげることと、沢山お話しすることかな。パパ、ママとなんでも話せるようになると、子どもの悩みとかわかるし、支えてあげられると思う』
『結果ではなく努力を褒める』
とにかく褒めてあげたり、結果ではなく努力を褒めたりすると自己肯定感の高い子になるというアドバイスがありました。100点を取れなかったとき「なんでこんなところで間違えるの?」ではなく、90点を取っても「すごく努力したんだね」とまずは本人の努力を認めてあげるのが大切なようですね。
2.そのままの子どもを受け入れる
『別に投稿者の子は自信がないせいで口数が少ないわけではないと思うよ。自分の気持ちを内に秘めるタイプ、それだけだよね。自己肯定感が低い子にしたくないのなら、自己肯定感云々なんて考えないこと。〇〇のせいでこの子はこうなんだ、なんて無意味な理由付けをしないこと。「この子はこういう子なんだ。」とそのままを認めてあげること。
親がすべきことは、我が子を普通にあてはめることじゃなくて、我が子が何をしたいのか、何が好きなのか、それを見極めてあげること。「この子が生まれてきてくれて本当によかった!幸せ!」って心から感じてあげること。それだけで充分だよ』
『毎日「大好き」と寝る前に言ってる。三年生になった今も。「生まれてくれてありがとう。宝物だよ」と』
『能力や成果じゃなくて、存在を喜んであげる。「ただいてくれるだけでお母さんは幸せなんだよー」と』
『「何があってもあなたならきっと大丈夫!」って信じてあげる。期待するのではなくて、応援してあげる。自信は「自分ならきっと大丈夫!」と自分を信じる力だよね』
そのままの子どもを受け入れてあげることが大切だというコメントもありました。受け入れて、言葉に出していくことで「ありのままで自分は愛されている」と実感するのかもしれませんね。
3.子どもの成長を信じる
『親は関係ないよ。最後は自分だしね。私は尊重して育てられたよ。元々芯が強いのもある。努力もしてきたし。自分を好きになることだよ』
『ん~すごく難しいね。私はたぶん自己肯定感は強いと思うんだよね、自分のこと(自分の生活とか身の回りとかも含め)好きだから。かといって他人のことは気にならない』
『いいところも悪いところも含めてそんな自分が好きって思えればいいんだよね。それが自己肯定感なんだと思う。「自信ある!」と胸はるようなものでなくて、私はこれでいいんだよっていう感じ』
『努力から生まれるよ。自分を好きになろう。私は吃音だけどかなり自分が好きだよ』
自己肯定感の高い子を育てなければと思うと、ついつい肩に力が入ってしまいますよね。しかし、ママやパパなどの身近な人にたくさん褒められたり、愛を伝えてもらったりすることで、子どもは少しずつ自分自身を好きなったり、自分に自信が持てるようになっていくのかもしれません。投稿者さんのようにお子さんについて悩むのも、お子さんを思うからこそ。子どもにとって親の存在はとても大きいものです。そんな風に親が愛してくれるのだから、きっと子どもも自分のことを大好きになるはずですよ。
文・物江窓香 編集・Natsu イラスト・Ponko
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