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オンライン対戦ゲームがやりたい子どもVSやらせたくないママ。対立したときに親が取るべき4つの対応

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学校から帰るとすぐにゲームを手に取り、放っておくと何時間もプレイするほどゲームにのめり込んでいる子どもに不安を感じているママは多いのではないでしょうか? 自分が子どもの頃とは異なり、圧倒的な数の魅力的なゲームがすぐ手に入る今、ゲームと子どもの関係に頭を悩ます機会は多いですよね。

ママスタには、オンライン対戦ゲームをやりたいと連日訴える子どもに、本当にやらせていいのかと悩むママがいました。

『小5の息子が、オンライン対戦ゲームをやりたいと言ってきます。
みんなやっているからと言いますが、内容を見ると殺し合いみたいな内容で、対象年齢も15才以上。恐くてとてもまだこんなゲームはさせられません。
息子にも、「みんなやっているって言っても、15才以上対象だしそんな殺し合いするようなゲームさせられない!」と言っているんですが、息子は毎日You Tubeの動画を見て、「あーやりたいやりたい! みんなやってんだよ! やってないのオレくらい! ねーお願い!」とか、「殺し合いって言うなら他のゲームだって同じじゃん! 大丈夫だから!」と毎日うるさいです。
皆さんはお子さんにやらせてますか? 心身への悪影響が心配です……』

世界的に人気となっている米国発の某オンライン対戦ゲームなども小学生の間で話題となっている中、ゲームが子どもに与える影響に不安を覚える投稿者のママ。決して他人事ではなく、同じようなやり取りが多くの家庭で行われていることが想像できますが、親としてどのような対応をすればいいのでしょうか? 子どもとゲームの付き合い方について、専門家の言葉も参考にしながら考えてみたいと思います。

なんと言われようともやらせない?年齢制限があるならその年齢になってから

子どもの気持ちも想像できますが、やはり年齢制限があるものをやらせることには不安があり、やらせないと判断したママたちからのコメント紹介します。

『やっぱり年齢制限されてるだけあって教育的にはあんまり良くないと思う』

『対象年齢が15歳以上ならやめさせたほうがいいと思う。親として周りに合わせてあげるのは大事だけれど、でもだからといってなんでもかんでも合わせるのはね。多分他の親たちは単なるゲームとしか見ていないからやらせるんでしょうね。対象年齢が15歳以上となっている以上は小学生にやらせるのはやめておいたほうがいい。14歳の中2とかであればわかりますが』

『やらせない。対象年齢は守る。
みんなやってるって言うなら、あらみんなおかしいのね、で終わりだわ』

『小学生にR指定のゲームをさせないという主の感覚は正常だよ』

『もしやらせるとしてもオンラインはやめた方がいいと思う。暴言吐くやつ多いし、調子に乗ってる小中学生が多い。それに慣れると暴言吐くようになるよ。いいことはない』

『同じく小5の息子がおり、全く同じことを毎日毎日言われてます。今のところやらせるつもりはありません。いつも遊んでいるお友達数人がやっていて、みんながやってる中、息子だけひとりぼっちで他のソフトをやっている姿を見て少し心が揺れました。が、他にもゲームを持っていない子もいるし、やはり年齢制限にはそれなりの理由があると思うのでわざわざやらせなくてもいいというのが我が家の結論です。 我慢も教育のうちと思って可哀想と思わないようにしてます』

ゲームの影響は、すぐに子どもに現れるわけではないからこそ判断が難しいもの。対象年齢があるのにはそれなりの理由があります。対象年齢に満たない子どもがプレイしたときの影響を懸念してやらせないと決めているママたちは、友達がみんなやっていると言われても、強い覚悟を持って「うちはやらせない」としているようです。

そこまで悪影響はない?動画を見せているなら同じという声も

次は年齢制限に満たなくてもプレイさせているママたちの声です。

『うちも小5だけど、大人がいるときにやらせてる。ゲームと割り切って遊んでるけど、私が気になったりした場面とかでちゃんと言い聞かせながらしてる』

『殺しあうのを見せたくないと言うなら、ゲームを買わないってことではなくて、YouTubeで見るのもダメなんじゃないの?』

『やらせたくなかったけど、血が出るような内容じゃなかったからダウンロードしてあげた。
知らない人とパートナーになってゲームを進めていけるのが楽しいみたい』

『えっ同い年だけど全然やってるよ? 日本は銃社会じゃないしいいんじゃないかな。我慢させてフラストレーション溜めるのも良くないかもよ』

『小6うちもやってる。血が吹き出したり、グロ系のゲームだったら絶対させないけど、これならまだいいかな』

『私もやってるけどぜんぜんグロくないよ。ただの撃ち合い。
楽しいけどなー。チーム戦だと助け合いながらだよ。中学生の娘もやってるよ』

実際にママがゲームの内容を見てそこまで激しいものではないからやらせている、敵を殺すという点では他のゲームも同じ、子どもがやりたいことを制限することはよくないなどの理由からプレイさせているというママたちもいました。動画を見ている時点で、ゲームの内容を目にしているので、ゲームをやらせないのはおかしいという声もありました。

ゲームについて対立したときの取るべき4つの対応とは?

ゲームについて子どもと親の考えが違うとき、私たちはどのような対応をするべきなのでしょうか? 教育評論家の親野智可等先生のサイトに、参考にしたい言葉がありました。

1.子どもと腹を割った話し合いを

子どもを心配する親がやってしまいがちなのが、ゲームをやる・やらないの判断や、一方的なルール決め。でもこのような一方的な約束では子どもは守ることなく、状況は改善されないとあるから驚きです。親野氏によると「この問題の困難さの土台にはコミュニケーションの決定的な不足がある」とのこと。改善するためには、親子で腹を割った話し合いをすることが何よりも大切で、またその話し合いの際にはコツがあるといいます。

『まず子どもが本音を言えるようにすることが大切であり、そのために絶対必要なのが共感的に聞くということです。
ですから、子どもが「みんなやってるよ。ラインもツイッターもゲームも……。私だけやらないなんてあり得ない。仲間はずれになっちゃうよ」などの本音を言ったら、決して否定することなく共感的に聞いてあげてください。』

みんなやっているとやりたくなるよね、分かるよ、と子どもの気持ちを分かってあげる姿勢をまずは見せることが大切なのだそう。共感的に親が聞くことで、子どもは素直になり、話しているうちにより深い本音も聞き出せるようです。

2.次に親の本音を話す

親に共感してもらった子どもは気持ちをわかってくれたと感じ、親に対する信頼が高まるのだそう。親の本音を伝えるのは、その後のようです。

『そして、子どもの本音を引き出したら、親も本音を言うようにします。
「よくわかったよ。でも、親としては心配なんだよ。ずっとスマホを見てるからさ……。目にもよくないし。勉強も寝る時間もなくなっちゃうよ」と心配する気持ちを伝えましょう。
また、「スマホの悪質サイトに引っかかって事件に巻き込まれる子もいるし……。たとえば、こういうこともあったよ……」と具体的な事件の情報を伝えて、その危険性についても話してあげるのもいいでしょう』

このように、親が上から一方的に押し付けるのではなく、まずは子どもの話を共感的に聞いた上で、同じ人間同士、真摯に心配する気持ちを伝えるのだそう。気持ちを受け入れてもらったからこそ、親の言葉が子どもの耳に入っていくのですね。

3.子どもと一緒にルール作り

お互いに本音で話し合った後、ゲームをやらなくてもいいという考えに至ればいいのですが、子どものやりたいという気持ちは抑えることは難しいかもしれませんね。やっぱりゲームをしたいとなったら、始める前にルール作りをすることが大切なようです。そのときも、親が一方的に決めてしまうのではなく、子どもと一緒にルールを作ることがポイント。ゲームをやる場所や、やっていい時間・やってはいけない時間、1日何時間までやっていい、課金はしてはいけない、個人情報がわかることは話したり書いてはいけないなどのルールを、子どもと一緒に作っていくのだそう。ルールの例などはネットで検索してみると出てくるので参考にしてみてもいいですね。

ママスタにもルール作りについてのコメントがありました。

『私は、オンライン対戦ゲームをさせてもらいました。「これ、めっちゃ楽しいね! OO(息子)にはさせてあげたいから必ず我が家のルールを守ってね! 守らなかったら即電源OFF!」となっています。なので泣き叫ぼうが文句言われようが、守らなかったら、本当に切っています。私が本気で切るので、今は、息子なりに考えて遊んでますよ』

『ウチもやってますが、「やることはやる!」が大条件です。約束を守らなかったら、見守りスイッチで容赦なく電源切っています! これから先、このようなゲームを避けることは難しいと思います。上手に付き合っていく方法を身につけてあげた方が良いと思います。お母さんは、味方だと思わせるのがコツです。味方の言うことは聞きます!』

「お母さんは味方だと思わせる」というコメントにあるように、子どもは自分の理解者の言うことは聞くようです。ルールは子どもの意見も受け入れつつ譲れない部分は真摯に伝え、子どもと妥協点を探しながら一緒に作れるといいですね。また守れなかったときはどうなるかということまで、親子で事前に決めておくといいでしょう。

4.ルールを決めたら見えるところに掲げる

親野氏によると、ルールを決めたら「ホワイトボードなどに書いて見えるところに置く」ことも忘れてはいけないようです。そのうちルールを守らなくなったり、なあなあになったりすることもあるかもしれませんが、そんなときはどうしたらいいのでしょうか?

『親が見届けをして、守れていたらほめ、守れていなかったら守るように言うことも大切です。
どうしても現実に合わないルールがあれば、もう一度話し合って作り直しましょう。』

始めの方こそ一人でもルールを守ることはできるかもしれませんが、子どもがルールを守らなかったときに何も言われなければ、その後守らなくなるのは当然。親はしっかり子どもを見守り、ルールを守れていないときは守るように伝える。もし守れない日が続くようならその都度見直す必要があるようです。その際には、また子どもと一緒に話しあって決めましょう。

ゲームを規制するだけでは、本当につけたい力は身につかない

今の子どもは身の回りに誘惑が多く、ゲームとの付き合い方については本当に頭を悩ませますよね。ただ、ゲームを規制しても、少し成長すれば隠れてやるかもしれませんし、大人になってからゲームに没頭するようになるかもしれません。問題は、子どもにゲームをさせるかさせないかということではないようです。

『親子が協力しながら、一緒に試行錯誤しながら、魅力的なメディアと上手に付き合うための自己管理力を身につけていくことが大切です。
これは現代の子どもたちにとって必須の能力なのです。
親が一方的にがみがみ叱るだけでは身につけられません』

大切なのは、ゲームなどのメディアと付き合うための自己管理力を身につけることとあります。今後の子どもの長い人生の中で親がずっと管理をすることはできません。大人になったときに、自分で自分を律することができる自己管理力を身につけるために、今は親と一緒に考える時間が必要なのですね。

ママたちは日々やるべきことが多く、子どもとじっくり話す時間も少ないかもしれません。でも、ゲームに対する向き合い方を一緒に話し合える年齢も限られているはずです。今後の子どもの人生が、ゲームに支配されることのないように、今こそじっくり親子で話し合いたいものです。

参考:親力

文・山内ウェンディ 編集・木村亜希

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参考トピ (by ママスタジアム
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