PTA役員の仕事のひとつ「広報」ってやりやすい?それとも大変?ママたちの体験談
子どもが小学生になったら学校のPTA役員を仰せつかることもあるでしょう。ひと口にPTA役員といってもその役割はさまざま。PTA役員の仕事のひとつである”広報”について、あるママから質問が上がっていました。
『小学校のPTA役員。広報って大変ですか? 場所によるのは承知です。やったことある人どうでしたか?』
大変じゃない!楽しかったよ!
『私は写真係だったから楽だったよ。パソコン上の作業は得意なお母さんがいたから助かった』
広報にもさらに細分化された仕事があるようです。写真係だった、というママはPTA役員のお仕事が楽だと感じたそうです。パソコンに詳しいママさんがいると負担が減るようですね。
『うちは、自分のスマホで我が子を撮るついでに全体的に写ってるやも2、3枚撮ってラインで送ってくださーい。って感じだったからすごく楽だった』
こちらのママは写真撮影をスマートフォンについているカメラで行ったとのこと。自分の子どもを撮影するついでだったのでお仕事も負担にならなかったのでしょう。アプリを使って写真を送信できると手間もかかりませんね。
『私的には、広報の仕事が楽だと思ってる。写真撮ったり、広報の文書のお願いをしたりする程度だし、原稿の文字数を指定するので、枠を書いたりしている。あとは、原稿に書いた漢字を間違えていないかは、皆さんスマホで漢字調べてるよ。パソコンも使わない』
広報の仕事、というとどうしてもパソコンが必要なのか、と考えがちかもしれません。でも意外とスマートフォンだけでも作業できるようです。便利なツールを使えば作業そのものも簡単になり、負担に感じなくなるのかもしれません。
大変だった……。その深い理由とは
PTA役員の広報の仕事を楽しい、と感じているママたちがいる一方で、”負担だ”と感じているママたちもいました。その深い理由とはどういったものなのでしょうか。
『広報やってたママ友は、写真NGの子がいると面倒と言っていた』
スマートフォンで撮影した写真を簡単にインターネットに投稿できる時代になりました。それだけに個人のプライバシーが侵害される可能性も増えたといえます。我が子の写真をPTAの広報には使わないで欲しい、というママがいると気を遣うようです。
『うちの学校は他の部よりも一番大変。でも他校で一番楽って言ってた人がいた。写真撮るのと構成を考えるのと印刷所に行って確認するのと結構学校行ったよ』
広報誌を印刷するために印刷所にいったり、できあがったものを確認したりするためにかなりの時間を割いた、というママがいました。また、役員の仕事はほとんどの場合、”無給”です。負担に感じることもあるでしょう。
『うちでは広報はいつもやってくれる人がいなくて全然決まらない、誰もが嫌がる委員。
写真やパソコン系の班はまだましだけど、文章考えたり書いたりする人、上から校正入って何回も何回も書き直し、あと印刷会社に出向いたりやることだらけ』
PTA役員の広報の仕事が楽、と感じていたママたちが話していた写真の係やパソコンの係ではなく、別の広報の仕事が負担、とコメントしてくれたママがいました。PTA役員の広報の仕事を引き受けることになったとき、広報の仕事のうちどのような仕事を担当するのかによって感じ方は変わってくるのですね。こればかりは運かもしれません。
『うちは、原稿はレイアウトから全てパソコンで作成してデータ入稿だから印刷屋さんにはいかないけど、スキルないと厳しい』
パソコンのスキルがあり、使いこなせているママにとっては大した作業ではなくてもパソコンを使い慣れていないママにとっては難しいこともあるでしょう。個人がどのようなスキルを持っているかによって負担と感じる度合いは変化するようです。そもそもパソコンを持っていないママもいらっしゃるでしょう。パソコンのスキルに自信がなければ「持っていない」ことが辞退する口実となるかもしれませんね。
ママが持つスキルによって”負担”と感じるかどうかが変わってくる!自信のある仕事を引き受けて
地域や学校によってもPTA役員の広報の仕事は変化するでしょう。また、ママがどんなスキルを持っているかによっても負担と感じる程度は違うようです。カメラやパソコンのスキルに自信がないけれどPTA役員をやることになった場合は、”これならできる”と感じる仕事を率先してやらせてもらうといいのではないでしょうか。
もし、どれも自信がないと感じたら”これならなんとかやれるかも”と少しでもポジティブにやれる仕事を事前に見つけておくといいかもしれませんね。
文・しのむ 編集・横内みか
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