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子どもが友達に物をあげることに悩む……。人間関係がおかしくなる前に伝えたいこととは?

女の子 友達 

お友達とお手紙を交換したり、誕生日プレゼントを交換したり、折り紙やビーズで作ったものをあげたり。小さい子どもはいつの間にか、”交換”や”プレゼント”は嬉しいものだと覚えていませんか? 自分が嬉しいことは相手にもしてあげたくなるという気持ちも、子どもならではの純粋さがありますよね。

ただ”物の交換”が、あまり頻度が高いと話は別です。

『さすがに大きなおもちゃはあげないけど、小さなおもちゃとかを友達にあげたりするのがモヤモヤしてしまう。それ、おばあちゃんが旅行の時に買って来てくれたキーホルダーだよね? とか』

子どもが友達に、頻繁に物をあげることに悩むママ。頂き物を大切にしていないこと、また物をあげることで友達関係に悪影響を及ぼすことを懸念しているようです。

この悩みに、ご自身も経験したのかもしれないママたちから、説得力ある意見が寄せられました。

子どもが物をあげる・もらうのが癖になってしまうのでは?

「あなたのお子さん、物で友達の気を引こうとしていない?」そんな心配にも似たコメントがありました。物で釣るとは、あまり健全な友達の関係とは言いがたい面がありますね……。

『物で友達を釣ろうとしてない? 機嫌をとろうとしてるとか。そこらへんの見極めは大事よね』

『そういうのはあげる方ももらう方も癖になるしトラブルの元だから極力しない方がいい』

『友達にあげる癖や、その友達ももらえると思ってしまう期待感を生んでしまうのでやめさせた方がいいですよ。いざもらえなくなったらケチとか言われちゃうのはあなたの子です』

あげる方だけではなく、もらう方も戸惑うことがあるようです。

『もらった方もモヤモヤするよ。どんな背景でもらったのかも分からず、持ってたら返しておいでって言わなきゃいけないし、お礼に何か渡さなきゃいけないのかと思うし。子ども自身でお金を稼いでるわけではないから物のやり取りはなるべくさせたくない』

『もしうちの子がもらってきたら、「ちょうだい」と言ったのかな!? とか心配になってしまう。だからやめてほしいな』

小学生くらいの子どもの場合はいつも大人が見ているわけではないので、もらった背景も子どもが言わない限りわかりません。もらったものを返すことで逆に相手を傷つけることにもなりかねませんし、戸惑ってしまうというママさんのコメントにも頷けるのではないでしょうか。

子どもは「物をあげること」にどう考えている?

当の子どもとしては、物をあげることにどう考えているのでしょう?

『うちの娘、雑貨屋やゲーセンの可愛いキーホルダーとか小さいぬいぐるみを友達が「ちょうだい! と言ったから」って簡単にあげたことがあった。まだ1年生だからお互いそういうのよく分かってなくて、娘も「友達が喜ぶから!」という気持ちであげたようだったの。でもそれは違うと説明したよ。友達に配るために買ったんじゃない。1度あげたら次も欲しがる。そのたびにあげていたらいつかお互いに悲しい思いをする時がくるよって。

2人にあげたんだけど1人は翌日返してきたよ。もう1人は別のキーホルダーをお返しにとくれた。これで終わりにしよう。と約束させたよ。子どもにとっては友達が喜んでくれることが嬉しいんだよねきっと』

単純に、「相手が喜ぶから」という子どもならではの純粋な善意から始まるようです。

『女の子は結構あるんだよね。「誰々ちゃんがこのキャラ好きだからこれ買って」とか言うようになって怖くなったことある。物々交換でどんどん高価なものになっていく。親に見つかるともらえなくなるから知恵をつけて手紙でコソコソやり取りしてたり』

始まりは純粋な善意でも、子どもたちは成長します。そのうち子どもたちは悪知恵をつけて親に見つからないように画策することとなり、そして物々交換は高価な物品、お金へと発展していく……。そんな可能性もないとは言えません。

物々交換がエスカレートする前に、子どもにどういって聞かせるのがよいでしょうか?

人間関係が複雑化する前に。「物で友達を作らないこと」子どもにどう躾する?

物で人間関係を築くことになるからやめさせる

物を交換し続けることで起こり得ることを言い聞かせ、交換をやめさせるというご意見です。

『友達にいいように使われるタイプになりそうだから早めにやめるようにいわないとね』

『物はまた買い与えたら済むけど、万が一自分に自信がなくて、プレゼントによって友情を築こうとしてるならしんどくなるだろうから早めにその価値観を変えたい』

人からもらったものはむやみに手放さず大切にすることを教える

頂いた物、頂いたことへの感謝を大切に、という観点も忘れないようにしたいところです。

『子どもってあげたがるよね、わかる。けどそれ人からもらったものだからやめようねという』

『「パパが一生懸命働いてくれたおかげで買えたおもちゃ。簡単にお友達にあげちゃうのは、パパ悲しいとおもうよ」と言ってる、うちでは』

許されるとすれば「お手紙交換の延長」にあたる部分くらい?

物々交換で許されるとすれば、「お手紙交換」や親が把握している範囲の誕生日やクリスマスなどのプレゼントなど、という意見もありました。

『シールや折り紙、ビーズとかの作品までだよ。お手紙交換の延長で許される範囲』

『誕生日プレゼントとかで親が把握してる以外の物のやり取りはなしだよ』

物やお金、利害で繋がる人間関係がどれほどドライなものか、いかに揉め事を呼び込みやすいか、場数を踏んだ大人なら何となくわかってくるもの。もし「物で友達の心を引きつけることができる」と子どもが思っているのであれば、その考えを改めさせてあげたいですね。

文・しらたまよ 編集・しのむ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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