平成の女子高生世代別トレンドを比較!ママの青春時代が反映された結果に思わず「懐かしい」の声が漏れそう
2019年4月30日に終わりを迎える「平成」。30年の間にいろいろなできごとがありましたね。この度、フリュー株式会社が運営する女子高生・女子大生の動向調査・研究機関である「GIRLS’TREND(ガールズトレンド)研究所」が2018年10月にライフスタイルに焦点を当てた「平成の女子高生(JK)に関する世代別トレンド」の調査を実施しました。平成元年(1989年)に女子高生だった現在44〜47才、平成8年(1996年)に女子高生だった現在37〜40才、平成30年(2018年)に女子高生の現在15〜18才の世代別にわかりやすくランキング化されています。ママたちが思わず「懐かしい」とか「あった、あった!」と口に出してしまいそうなワードもずらりと並ぶ結果となりました。
世代別に調査!女子高生が好きな芸能人や番組とは?
ママたちが女子高生だった頃、好きな歌姫や好きな男性芸能人には誰がいたでしょう? 歌姫や好きな男性芸能人が出演しているテレビ番組や雑誌をチェックしていたママもいるかもしれませんね。みなさんもぜひ当時を思い出してランキングをチェックしてみてくださいね。
あなたにとっての歌姫は?
2018年9月16日に引退した安室奈美恵さんが、平成8年と平成30年の2世代の第1位に堂々ランクインを果たしています。街で流れる音楽のシーンを彩ってきた歌姫たちの名前がずらりと並んでいますね。
カラオケで盛り上がるアーティストは?
平成元年世代と平成8年世代の結果の大半に女性アーティストがランクインしています。平成30年はというと男性アーティストも名を連ねていて、みんなで盛り上がる楽曲を選ぶ傾向にあることが伝わってきます。
ファッションやメイクを参考にする有名人は?
平成元年と平成8年の2世代においては、松田聖子さんや安室奈美恵さんなどといった圧倒的な支持を得る“ファッションアイコン”的な存在がランクイン。平成30年世代は同率1位の方が複数ランクインしていて、ファッションやメイクの好みの多様化が伺えます。
好きな番組は?
3世代に渡ってランクインしている番組が「ミュージックステーション」。どの世代の女子高生も音楽番組をチェックしている様子が伺えます。平成元年世代はお笑い番組が人気で、平成8年世代は男性アイドルやお笑い芸人たちが司会を担当したバラエティ番組や音楽番組が流行しました。
好きな男性芸能人は?
男性アイドルやアーティストがランクインした平成元年と平成8年の2世代に対し、平成30年世代は連続ドラマなどで活躍中の俳優陣の名前がずらりと並んでいます。
女子高生は流行りに敏感!情報の入手先もテレビからSNSへと変化
世の中で今流行していることが何なのか、気になって仕方がないお年頃の女子高生。彼女たちの会話から流行語が生まれたこともありました。流行に関する情報の入手先や実際に流行したものにはどのようなことがあるのでしょうか?
流行っていることなどの情報はどこで知る?
平成元年世代はテレビや雑誌から得た情報を友だちとの会話でさらに深めていくスタイルでした。それに対し平成30年世代ではスマートフォンの普及に伴い、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSが流行の情報源になっている様子が伝わってくる結果になっています。
あなたが思う女子高生の流行語は?
もともとある言葉を強調する意味合いで使っていたワードが複数ランクインしています。もしかするとママたちが使っていた言葉を、わが子が使っているなんていうこともあるかもしれませんね。
あなたが思う女子高生がよく飲む飲料水といえば?
平成元年世代にランクインしている飲料水は、今も子どもたちに親しまれているものばかり。平成8年世代の第2位にランクインしている「桃の天然水」は、透き通った声が印象的だったCMで話題になった飲料水でした。
3世代とも結婚する条件の第1位は「優しい」
「平成女子高生のライフスタイルに関する調査」を締めくくるのは、もし結婚をするなら、相手に望む条件は? (最大3つまで)というものでした。2位以降は各世代でばらつきがあり、平成元年と平成8年世代は「顔が好み」「高身長」「高収入」などがランクイン。平成30年世代の2位以降は「自分のことをずっと愛してくれる」「安定した仕事に就いている」というように“安定志向”であることが伝わってくる結果となりました。
目新しかったり懐かしかったりした今回のランキング。女子高生のライフスタイルを語るだけでも一晩思い出話ができそうですね。時々、娘さんとママとで”女子高生”をテーマにおしゃべりしてみるのもいいかもしれませんよ。
フリュー株式会社「GIRLS’TREND研究所」調べ
調査内容:平成女子高生のライフスタイルに関する調査
調査期間:2018年10月10日(水)〜10月14日(日)
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:セルフ型ネットリサーチ「Fastask」のモニター会員様
有効回答数:45才〜48才女性(平成元年のときに高校生)140
37才〜39才(平成8年のときに高校生)164
15才〜18才女性(現役高校生)109
文・藤まゆ花 編集・しのむ