親の口出しは必要?「彼氏10人目」の娘にママができることとは
子どもはいつまでも子どもではありません。成長するにしたがって、親が口出し手出しできないこと、してはいけないことが出てくることでしょう。子どもの成長のためにはいつまでも親がそばにいて手助けするわけにはいかないこともあります。子ども自身の自立を促すために、子どもが自分で判断することを体験から学んでいかなくてはいけなくなるシーンが増えてくることでしょう。そのシーンのひとつに「子どもの恋愛」が挙げられるのではないでしょうか。
恋愛のサイクルが早い娘に悩むママから質問が寄せられました。
『中学2年生の娘。彼氏10人目です。くっついては別れくっついては別れしている。今時の子だとしても多すぎだよね? 1週間や1カ月で別れるのだけど。娘にゴチャゴチャ言ったらダメかな? うざい?』
「肉体関係」がないなら良し!?サイクルの早い恋愛を否定しないママたち
『不純異性交遊って程じゃないなら見守る位でいいと思う。今の子って「彼氏」「彼女」が1つのステータスみたいな感じで大人ぶってると言うか。変に小言言っても逆効果だろうし』
『肉体関係がないならいいのかもよ。軽い女って噂にはなるかもしれないけど』
サイクルの早い恋愛を否定しないママたちからは、不純異性交遊じゃなければママが積極的に子どもに働きかける必要はないのでは? というコメントが寄せられました。思春期の子どもへのアドバイスは時に反発を招き、逆効果になることもありますよね。言葉をかけないまでも、ママは子どもの行動を見守ってわずかな変化に気づいてあげるようにしたいですね。
「女の価値」が下がる!?サイクルの早い恋愛はNGなママたち
『大事にしなさいといったほうがいいかも。女の価値を下げていることに気づいてないよね』
『もっと自分大切にしなよ、とか言っちゃうかも。実際そんな付き合ったりしていたら軽く思われる』
『うちの息子のクラスにもそんな感じの女子がいて息子があきれている』
サイクルの早い恋愛に否定的なママたちからは、「女としての価値を下げていることに気がついていない」という強めの言葉がありました。同年代の男子もサイクルの早い恋愛を楽しむ女子に対してはあまり良い印象を持っていないよ、というコメントもありました。強く言いすぎると反発されるかも、は思うものの、ママは「自分を大切にしてね」と繰り返し伝えることを忘れないようにしたいですね。
付き合った人数は最高8人!女子高生、女子大生の「7割」が交際経験あり
『GIRLS’TREND(ガールズトレンド) 研究所』が2017年4月~5月に実施した「ライフスタイルに関する意識調査」によると、調査した250名のうち、これまで付き合った経験がある、と答えた方は、71.6%で、付き合った経験がないと答えたのは28.4%でした。およそ7割の女子高生、女子大生が交際経験ありということですね。そして、付き合った人数は最も多い人で8人となっています。1人としか付き合ったことがない、と答えた人は250人中52人で最も多い割合となりました。
ひとりとだけお付き合いすることが素晴らしいとは一概に言えませんし、お付き合いしている人数が多いからと言って非難される理由にはなりません。恋愛の経験を積むことは生涯の伴侶となる人を見つけるためには必要なこと、という考え方もできるからです。中学生の子どもが男女交際に興味を持ってきたら、家庭で性教育をするチャンスととらえることもできます。
法律で成人と認められる年齢になるまでは、子どもの行動の責任は親にありますよね。子どもがどんなに反発しようと、無責任な行動をしないように言葉をかけたりするのは親の大切な役割かもしれません。親として出来ることは限られているとはいえ、子どもを守ってあげたいと思うのも親心。もし子どもが困った事態に陥ったとき、すぐに相談してもらえるように、普段から子どもともコミュニケーションを密にとっておくといいのではないでしょうか。
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