いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

赤ちゃんが母乳やミルクを吐き戻してしまう!授乳後にママができることとは #産後カルタ

無題266

赤ちゃんに授乳するとき、ミルクの場合は飲んだ量がわかりやすいですね。母乳の場合は、赤ちゃんが乳首から口を離したらママは”あ、満足したのかな?”と考えるのではないでしょうか。いずれにしても時に、たっぷり飲んだな、とママはおもっていた矢先、赤ちゃんが飲んだ母乳やミルクを吐いてしまうことがあるようです。母乳やミルクの吐き戻しに戸惑うママから質問が寄せられました。

『母乳を飲ませると今日何回も噴水のように吐いたり、鼻からも出たりしました。母乳を吐いた時はげっぷと同時に沢山はいたのと、げっぷ1回だけして寝た為、ハイローチェアで寝かせていたら泣いてきたので縦抱きにしたらたくさん吐いてきたり、噴水のように吐き出してきました』

赤ちゃんは吐きやすい?先輩ママたちの授乳体験談

『赤ちゃんは吐きやすいからね。そう落ち込まないで! 吐いたのを誤嚥しないように、心配なら吐いたので窒息しないように横向きに寝かしたりすれば良いよ』

赤ちゃんが授乳後、母乳やミルクを口元からタラタラと吐いてしまう現象を「溢乳」といいます。
吐くことを予防する、というよりも吐いたあとに窒息しないように横向きに寝かせるようにするといいようです。

『飲み過ぎとかない? 母乳飲むときに空気をいっぱい吸い込んじゃうとか』

母乳の量が多い場合に赤ちゃんが飲みすぎてしまうことがあるようです。また母乳と一緒に空気も飲み込むため、げっぷと一緒に吐き戻すこともあるようです。吐いたあと、赤ちゃんの機嫌が良ければ、体調面に問題はないとのことです。

『うちもめちゃくちゃよく吐く子で、しょっちゅう噴水みたいに吐いて水たまりできてました。飲みすぎだったみたいです。ミルクの時は量を決めてあげてたからか吐きませんでした』

ミルクはママが飲ませる量を調整することができますね。母乳はママもどのくらい出ているかわからないため、赤ちゃんが飲みすぎるのかもしれません。

飲んだあとの吐き戻しを減らすためにママができることとは

大阪市立男女共同参画センター子育て活動支援館が運営する「おおさか 子育てねっと」では、赤ちゃんに授乳したあとの吐き戻し対策として

『吐いたミルクが気管支などに入らないように、飲んだあとはできればしばらく縦抱きにする』

としています。また、赤ちゃんにげっぷを促す方法としては、赤ちゃんを縦抱きにして背中を腰から首方向に向けてさするか、軽く背中をトントンと叩いてあげること、ママの肩の上に赤ちゃんのあごをのせるようにして、背中をさすること、ママのひざの上でおすわりさせて背中をさすってあげることなどを勧めています。

赤ちゃんが授乳後に吐いてしまう、というママは縦抱き、腰から首方向に背中をさする、背中を軽くたたくなどの方法を試してみるといいかもしれません。

吐き戻しの汚れ対策。先輩ママたちの知恵を拝借!

赤ちゃんが吐き戻してしまうと、赤ちゃんの服、ママの服、お布団などが汚れることがありますね。簡単に片づけるための対策はあるのでしょうか? 先輩ママたちの知恵を拝借しました。

『厚手のバスタオルでも敷いておけばいいのでは? すぐ交換して洗えるし』

赤ちゃんを寝かせるとき、厚手のバスタオルを敷くといいよ、というアドバイスがありました。シーツよりも簡単に洗濯できそうですね。

『吐きそうなところにレジャーシート。その上にバスタオル』

寝返りができるようになった赤ちゃんでも吐き戻してしまうことがあるようです。その場合は、赤ちゃんが遊ぶ場所にレジャーシートを敷き、その上にバスタオルを敷くといいよ、というアドバイスもありました。

『バスタオル。うちの子も吐き戻しひどかったなあ。服も汚れちゃうよね? 首もとにはいつもガーゼくっつけてた』

吐き戻しの量によってはスタイでは間に合わないこともあるでしょう。スタイの上からあるいはスタイの代わりにガーゼを使っていた、というママもいました。交換もしやすそうです。

『ラグの上にバスタオル敷いても、ラグまで染みることあったから、ラグとバスタオルの間におねしょシートも挟んでた! そしたら、ラグは無事』

おねしょシートをラグとバスタオルのあいだに挟んでいた、というママもいました。レジャーシートが大きすぎる、という場合はおねしょシートが活躍しそうです。赤ちゃんのいるところにはおねしょシートあり、ということですね。

吐いたあとの赤ちゃんの機嫌と体重の増え方をチェックして。心配ならかかりつけに相談を

富山県教育委員会が運営する生涯学習・文化財室 子育て情報バンク「子育てネッ!とやま」によると、赤ちゃんが吐き戻したあとにご機嫌で遊んでいるようなら体調面でママが心配するようなことはない、ということです。毎日吐き戻すなどして体重が減っていたり、赤ちゃんの機嫌が良くない場合は、かかりつけのお医者さんに相談したほうがいいかもしれません。一度吐き戻しをしたからといって焦るのではなく、ママは冷静に赤ちゃんの体調をチェックしてあげてくださいね。

参考:子育てネッ!とやま、おおさか子育てネット 乳幼児編 飲む・食べるのだいすき ※2018年11月時点の情報です

文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・加藤みちか

産後カルタとは・・・コンセプトは「産後のママだからこそ分かる気持ち」。#産後カルタ はママの泣ける、笑える、そんな気持ちを様々な作家が代わる代わる連載していくSNS連載企画です。 #産後カルタ を連載しているママスタのインスタアカウントはこちら
#産後カルタ を見に行く

関連記事

産前と産後の月別メリット・デメリット ~ママ達のリアルな声~
夏にお腹の大きなプレママを見かけると、暑い時期の出産は大変そうだなと感じたことはありませんか。産前産後の生活のイメージは生まれ月によって、夏生まれなら「暑そう」、冬生まれなら「寒そう」のように思い...
赤ちゃんが母乳やミルクを吐く「溢乳(いつにゅう)」の原因と対策とは?
※2018年4月時点の情報です。 赤ちゃんを育てているママは、毎日が新鮮で、発見や喜び・驚きを感じながら子育てをしていることでしょう。ただ楽しいことだけでなく、ときに不安や疑問・心配を感じる...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
母乳の吐き戻し?
吐き戻しとよだれ対策