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赤ちゃんが母乳やミルクを吐く「溢乳(いつにゅう)」の原因と対策とは?

※2018年4月時点の情報です。

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赤ちゃんを育てているママは、毎日が新鮮で、発見や喜び・驚きを感じながら子育てをしていることでしょう。ただ楽しいことだけでなく、ときに不安や疑問・心配を感じることもありますよね。

たとえば授乳中のママのなかには、「赤ちゃんがよく吐く」という悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。初めての育児はわからないことばかりで、戸惑うこともあります。

赤ちゃんが吐き戻してしまう理由とは?

赤ちゃんがミルクを飲んだ後、よだれのように吐くことを「溢乳(いつにゅう)」といいます。赤ちゃんが飲んだものを吐いてしまってもそのあと機嫌や顔色がよければ心配することはないそうです。

新生児期「ウチの子もよく吐いた」というママ多数!吐き戻しよりも注意すべきことは?

新生児のうちに飲んだ母乳やミルクを吐いてしまうのは、赤ちゃんには良くあることのようです。
吐いたあとでも赤ちゃんの機嫌がよく、体重も順調に増えているのならママが心配する必要はない、としています。とはいえ、「赤ちゃんが吐いてしまうと何か悪い病気なのでは?」と心配になりますよね。吐くことよりもその量や回数に注目することで、病気かどうかがわかります。

ママが悩みを寄せる 授乳後の「吐き戻し」体験談

吐き戻しの「量」が心配な声

『ゲップ出し尽くした~と思っていても、目を覚ました時にすぐ抱きあげ背中をさするとしょっちゅう大きいゲップを出していた。ゲップとともに噴水もしょっちゅうだったから心配だった。成長とともに吐かなくなるから、心配でも体重が増えているなら大丈夫』

『うちの子もよく吐いていた。タラーと吐いたり、ドバーと吐いたり。一ヶ月健診の時に相談したら、ミルクを飲み過ぎているので、母乳のみにして回数を減らしてくださいと言われた。混合から完母にしたら少し落ち着いたけど、やっぱり吐いていた』

吐き戻しの「回数」が心配な声

『うちも毎回必ずといっていいほど吐いていました! 2時間たってもヨーグルト状の物を吐くし、寝返りするようになったら刺激されて吐くし』

噴水のように吐いてしまう場合は、すぐに病院に連れて行くようにしましょう。「噴水のように」という表現で困惑するかもしれませんが、これは、天井にまで届きそうな勢いで吐くくらいなので、実際にこういった症状になれば異常だとすぐに気付くでしょう。

筆者の息子も生後6ヶ月のとき夜中に仰向けの状態から天井に向かって胃の中のものをそれこそ「噴水のように」吐いたことがありました。日中食べさせていた耳かきに乗るくらいの量の玉子を息子の身体が受け付けなかったようで、すぐに救急病院を受診しました。「吐いたらすぐに水や水分を与えたほうがよい」ということを聞いたことがある人もいるかもしれませんが、実はこの行為はNGです。救急病院を受診したとき、医師からも同様の指示がありました。吐いてすぐに水分を与えるとそれが刺激となり、また吐いてしまう可能性が高くなってしまうそうです。しばらくは様子を見て、時間が経ってから水分を与えるようにしましょう。

ゲップを出して吐き戻しを解決!赤ちゃんの「ゲップ対策」とは?

吐くことが心配になり、様々な対策をとってきたママもいます。医師からのアドバイスを伝えられて、それを実践したママもいれば、自分で対策を考えて実行したママもいました。赤ちゃんによって合う方法とそうではない方法があるでしょう。ママはいろいろな方法を試して、一番効果のある方法を探っていくことになりますね。

バスタオルや授乳クッションで”頭の位置を高く”する

『飲んだ後、バスタオルとか授乳クッションで頭の位置を高くして寝かしておくと違うよー!』

授乳中にもゲップをさせる

『うちもよく吐いていて心配になり、先生に相談したら「お腹が少し張っているかな? 多分空気を多く飲み込んでいて、ゲップさせても出きってないんだよ』と言われました。対処法として授乳後だけじゃなくて、授乳中にも2、3度ゲップさせてみてください」って言われました』

ゲップが出ないときは横向きに寝かせる

『ゲップを出しきっていないのかもと思ってしばらく背中をさすっていた。寝ちゃった時はタオルをくるくる巻いたのを赤ちゃんの体の下に入れて、少し横向きにしたよ』

ゲップは出尽くしたと思っていても、寝て起きてすぐにまた出ることもあるので、完全にゲップを出させることができていない場合があります。赤ちゃんはまだ飲み方が上手ではないので、授乳中に空気も一緒に飲み込んでしまいます。そのため、ゲップの量も多くなります。

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大阪市立男女共同参画センター子育て活動支援館「おおさか子育てネット」によると、授乳後、ゲップが出ていない赤ちゃんを縦抱きにして背中をトントンと軽くたたいたり、腰から首方向にさすってあげるように、としています。また、ママの肩の上に赤ちゃんのあごを乗せたりママの膝の上に座らせてから背中をやはり腰から首方向にさするとよいそうです。それでもゲップが出ないときは、顔を横に向けて寝かせてあげましょう、とされています。飲み方が上手になれば、ゲップの回数も減り、自然と吐く回数も少なくなるでしょう。

吐くことが気になるママは、赤ちゃんの身体をトックリに見立てて、トックリの中にいれた水がこぼれないように頭を高くして寝かせることをイメージすると分かりやすいかもしれません。繰り返しになりますが、吐く回数が多くても、順調に体重が増えているようであれば、まず心配はありません。それでも不安であれば、1か月健診や3か月健診の際に医師に相談をしてみるのがよいでしょう。

参考:溢乳についてー富山県教育委員会 生涯学習・文化財室 子育て情報バンク「子育てネッ!とやま」

文・編集部 編集・しのむ イラスト・むらみ

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