おせち料理を手作りしたい!でも自信も時間もない!簡単にできる一品は?
季節を感じられる料理のひとつが”おせち料理”ですね。おせち料理を食べることで新しい年を迎えた、という実感を得られる人もいるのではないでしょうか。普段、季節の行事などに興味がない人でも「おせち料理だけは食べたい」ということもあるでしょう。ただ、おせち料理には普段料理をしている人でも使い慣れていない食材や調理法で作られているメニューがあります。その証拠に、年末のスーパーマーケットの食材売り場には、おせち料理の材料がずらりと並び、日々使い慣れている食材を買うことが難しくなるほどです。
ショップジャパンが、2018年の年末に向けて”手作りおせち”に関する調査を実施しました。
おせち料理を手作りしたい!実際に作る予定の人はどのくらいなのか
調査の結果によると、おせち料理を手作りしたい、と考えている人は44.1%であったのに対し、次に迎えるお正月のためにおせち料理を手作りする予定である、という人は24.6%にとどまっていました。
おせち料理を「手作りしたい」と考えながらもできない人が一定数、存在するわけです。では、おせち料理づくりを「できない」と感じさせてしまう要因はどこにあるのでしょうか。
調査の結果(上図)によると、手間がかかる、との回答が7割を超えました。確かにおせち料理は品数も多く、調理法もそれぞれ異なるため、労力も時間もかかりますね。日常の家事に加え、おせち料理を作るとなるとママはまさに息つく暇もないほど忙しくなってしまうでしょう。
次に多かった回答は、おせち用の材料をそろえるのが大変、という回答でした。複数回答とはいえ、半分以上の人が材料をそろえるハードルの高さを実感していることになります。大変、という意味は品数が多いことと、食材の値段が決して安いものではないこともありそうです。年末のスーパーに買い物に行くと、食材の値札を二度見するほど値段がいつもと違うものもありますよね。お財布に現金をじゅうぶんに入れて買い物に行ったつもりでも帰ったときには空っぽ……、ということになってしまった経験のあるママもいるのではないでしょうか。
その次が、実際におせち料理を作る人を悩ませる、普段作り慣れないレシピであることでした。こちらも半数近くの人が慣れない作業をするハードルの高さを感じているようです。いちいち料理本などを見て調味料の分量を確認しながら調理していると、手早く作業することができず疲れてしまいますね。
新年を迎えるための1年に1度のこととはいえ、経験してみないとわからない奥深さがおせち料理づくりにはあるようです。
手作りおせち料理と言えば、どんなおせち料理なのか?理想と現実のギャップとは
おせち料理を手作りしたい! と考える人が理想としているのは、どんなおせち料理なのでしょうか?
調査の結果(上図)によると最も多かった回答は、「できる範囲で手作りおせち(36.4%)」でした。次点は、「格式重視の手作りおせち(34.3%)」となっています。さらに「1品だけでもお正月らしいおせち料理を作りたい(5.6%)」と続いています。手作りへの意欲がある人は合計で、76.3%に上りました。ただ、現実には「格式重視の手作りおせち(5.1%)」、「1品だけでもお正月らしいおせち料理を作りたい(16.4%)」、「できる範囲で手作りおせち(33.4%)」となっており、おせち料理を手作りしている人は、54.9%でした。
おせち料理の材料や作り方がより身近で簡単なものであれば、おせち料理を作る人がもっと増えていくかもしれませんね。
ママスタ推薦!身近な食材で作れる簡単おせちレシピ
おせち料理を手作りしたいという方へ向けて、過去にママスタセレクトで紹介されていた簡単おせち料理をご紹介します。
子どもにも人気!桜エビを使った伊達巻きのレシピ
卵とはんぺん、乾燥桜エビという3つの材料でおせち料理の一品である伊達巻きを作ることができるのです。おせちにしか使うことのない材料ではないので、食材を買うための費用もお手頃に済むのではないでしょうか。
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おせちレシピ☆子どもに人気!桜エビの伊達巻き
年末は大掃除もある!手作りおせち料理はまず1品から
ママたちが年末にやらなければいけないことは、おせち料理づくりだけではありません。大掃除や年賀状作りもありますよね。慣れないおせち料理づくりの優先順位は下がってしまいがちのようです。それでも身近でリーズナブルな材料を使って簡単に作ることができるのなら、おせち料理づくりの優先順位はぐっと上がってくるでしょう。何か一つでも簡単に作ることができるおせち料理のレシピを見つけられれば、毎年新しい手作りおせちが一品ずつ増えていくかもしれません。まずは1品ずつ、おせち料理を手作りしてみてはいかがでしょうか?
文・しのむ 編集・しらたまよ