マンション内でのハロウィンイベントは騒音?開催にあたってママたちが気をつけているポイントとは
ハロウィンといえば、魔女や吸血鬼などの仮装に、カボチャで作ったジャック・オー・ランタンの飾りもの。そして子どもたちが家々を訪ね歩く「トリック・オア・トリート」のイベントを思い浮かべる人もいるかもしれませんね。この言葉は「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ!」という意味なのだそう。ママたちによると、日本でも子どもがお菓子をもらい歩くかわいらしいイベントとしてすっかり定着しているようです。
ママスタコミュニティでも住んでいるマンションで理事になり、ハロウィンイベントを企画することになったというママからのトピックが立てられていました。
『マンションの理事会でハロウィンイベントを企画しています。子どもたちが賛同してくれた家をまわる案が出てるのですが、足音などが迷惑になるのではないかと言う理事もいます。お菓子は市販のものを用意してもらい、賛同してる家は玄関に飾りを出し、そういうお家だけ訪問します』
このママは、マンション内で子どもたちがお菓子をもらい歩くイベントを考えているそう。しかし、子どもたちが歩き回ることで他の住人に迷惑をかけてしまうのではないかという意見も出たのだそうです。いったいどのように実施したら良いのでしょうか?
住人に迷惑をかけないためには? 事前に決めておきたいルールとは
子どもたちにとって楽しいはずのイベントが、参加していない住戸に迷惑をかけることになっては困りますよね。実際にハロウィンイベントを経験したというママたちは、実施のときに気をつけたポイントを教えてくれました。
『ルールを作る。例えば18時までに終了させるとか時間を決める。あとはそれをチラシにでもして各戸に配布。参加する家庭に玄関に飾るものを配る。それ以外の部屋には行かせない。ルールを守らせれば良いんじゃないの?』
『16時スタートとか早い時間で、1時間ぐらいなら良いのでは。夜18時頃に子どもの足音がしてたら、ちょっと迷惑かな』
『うちのマンションもあるよ。一階限定で協力してくれる家庭を訪問する。特に問題なくクレームも反対も出ないで毎年おこなわれてるよ』
ママたちによるとまずは、企画の段階でしっかりとルールを決めることが必要だとのことでした。実施することは事前に各戸に知らせ、イベントで子どもたちが歩き回ることについて理解を得ておくと良いそう。お菓子を配る家の玄関には、決まった飾りを置くなどして目印をつける工夫をすると間違えないのだとか。
さらに時間をしっかり決めておき、それ以上長引かせないといった配慮も挙げられていました。階下の住人にうるさい足音を響かせることがないよう、お菓子を配る家庭を1階だけに限定しているというマンションもあるようですね。
不公平はトラブルの元。金銭的な負担がないよう考慮する
お菓子を準備する住戸によって余計な金銭的負担があったり、不公平感が出たりしないよう気をつけるといったコメントもありました。
『ウチのマンションでも毎年やってるよ。お菓子は理事会で用意したものを賛同したお宅にあらかじめ配っておいて、それを渡すだけ。個人で用意するとなると金額や種類、ラッピングで揉めそうだから、理事会で決めちゃうみたい』
『お菓子を各家庭で用意してもらうのは大変だから、参加する子ども1人当たりの予算決めて、理事会で事前に渡したら?』
イベントを経験したママによると、お菓子の準備を各住戸に任せると、その金額がまちまちになってしまうのだとか。たくさんのお菓子を袋に詰め合わせるといった家庭もあれば、子どもひとりにつき飴玉1個という家庭も出てくるのだそう。なるべく不公平感が出ないよう、主催者側が目安の金額を決める必要があるかもしれませんね。
今回のイベントにかかる費用はマンションの管理費から予算が出ているとのことでした。そのため、子どもたちに配るお菓子代もそれでまかなうことができます。イベント予算が決まっている場合は、事前にお菓子代を渡してその範囲で購入してもらったり、お菓子を理事会の方で準備するという方法が良いそうです。
キッズスペースやパーティールームの利用をおすすめする声も
各戸をまわってお菓子をもらい歩くのではなく、部屋を借り切ってパーティーをするのはどうかという意見もありました。マンションならば共有部分にキッズスペースやパーティルーム、集会室など交流のためのスペースが設けられていることがあります。スペースを貸し切ってしまえば子どもたちが多少騒いでも、ほかの住人に迷惑をかけずに済みそうですね。
『共用スペースはない? 部屋を借り切ってハロウィンパーティーじゃダメなの?』
『マンションの子どもたちだけでしょ? キッズスペースでやるといいよ。各家庭の訪問は迷惑に感じる人もいるかも』
『小さい子どもがいる家庭だけじゃないからね。マンションって足音や子どものはしゃぎ声って結構響くから、家を回る時は大きな声を出さない走らないを徹底させるとか。もしくは、パーティールームを貸し切ってハロウィンパーティーをする。その方が楽しめそうだけど』
『うちのマンションでもあったけど、子どもはどうしてもテンション上がっちゃう。「こっちだよ!」とか叫びながら走ってその部屋へ行く。大勢がいちどに走るから建物が揺れるくらい音が響いてた。だから部屋を回るのは止めた方がいいかな。イベントをするなら集会室だけとか』
ちなみにトピックで話題が出たように、分譲マンションの理事会がハロウィンイベントを行うのは特に珍しいことではないようです。季節ごとのイベントで住人が交流する機会を設けることで、マンションの防犯意識も上がるという効果があるのだとか。イベントが活発なのは管理が行き届いている証拠なので、マンションの資産価値が上がることにつながると話すママもいました。
せっかくのイベント、子どもたちが気兼ねなく盛り上がれるといいですね。これからハロウィンイベントを企画するというママにも参考になりそうなトピックでした。
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ
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