つわりの時期は日替わりで食べられるものが変わる?ママたちの「つわり体験談」 #産後カルタ
赤ちゃんを妊娠すると、ママによっては主に妊娠初期に“つわり”と呼ばれる症状を経験することがあります。筆者の知り合いのママさんは安定期に入っても毎日“吐きづわり”があり、外出もできずにつらかった、と話しておられました。つわりのあいだ、ママはいつも食べていたものが食べられなくなることもあります。また、昨日は食べられたのに、日が明けたら食べられなくなっていた、ということもあるようです。
ママたちの“つわり体験談”をうかがいました。
『みなさんはつわりの時、どんな食事をしていましたか? 私はこれで乗り切っています! とかあったらお願いします』
“つわり”といっても人それぞれ!
まず、“つわり”について解説しておきます。埼玉県草加市子育て支援センターが運営する「そうか 子育て応援 情報サイト ぼっくるん」によるとつわりとは
『悪阻(おそ)ともいい、妊娠初期に起こる吐き気と嘔吐のこと』
とされています。 “つわり”というと“吐く”ことをイメージする人がいるかもしれませんが、吐き気や嘔吐のほかにもなにかを口に入れていないと気持ち悪い、という“食べづわり”もつわりの症状のひとつです。赤ちゃんをお腹の中で育てるということは、ママの身体に負担のかかることなのですね。
つわりのときに食べられたものはなに?先輩ママたちの回答とは
『和食や麺類系のさっぱりしたものがいい! 飴とかガムもいらない』
さっぱりとした和食が食べられた! というママがいました。飴やガムを妊娠中によく食べていた、ということを聞いたことがありますが、こちらのママには必要なかったそうです。
『炭酸飲料と、フルーツ食べています。食べづわりだから、お腹が空いたら梅昆布食べたりすることもある』
食べづわりとは俗に、何か食べ物を常に口に入れていないと気持ち悪くなってしまうつわりのことです。それなら食べればいいだろう、と考えるかもしれませんが、なんでも食べられるわけではないことも。それに妊娠中に体重が増えすぎると妊娠糖尿病などになってしまう可能性も考えられます。カロリーを抑えるためにこちらのママが選んだのは“梅昆布”だったそうです。
『上の子のときは6週頃から15週ころまで吐きやすいという理由でそうめんばかり食べていました。今17週ですが、スイカと冷やし中華食べて、スポーツドリンクを飲んでいます』
吐くことはわかってはいても食べなければ体力が保てません。吐くときに負担が少ないからと“吐きやすい”という理由で食材を選んでいたママがいました。スポーツドリンクは飲みすぎると糖分過多になることがありますので、飲む量に注意が必要かもしれません。
『日替わりで食べたいもの、食べられるものが違いました。酢豚、カレー、焼きそば、ピリ辛れんこん等、味の濃いものが食べたかった。何故だか梅干しやすっぱいものは全く食べられなかった』
こちらのママは特定の食品や食材ではなく、日替わりで食べられるものが違っていた、とのことです。さっぱりした食べ物ではなく味が濃いものが食べたかったのだそう。つわりのときに食べられるものには、これほど個人差が出てくるのですね。
水分もとれなくなるようなら病院を受診して!つわり中のママに気を付けてほしいこと
つわりについて気を付けなければならないことのひとつ、それは“つわりの症状が重くなり食事もとれず、栄養もとれなくなり医師によるケアが必要になったとき”だそう。このような症状になってしまったら、 “妊娠悪阻”と呼ばれる症状の可能性があります。入院する必要も考えられることからすぐにでもかかりつけの産科に行くことが求められる事態のようです。
つわりの症状は人それぞれです。ママひとりでも第1子のときと第2子のときでつわりの症状はまったく異なることもあるほどです。他の人と症状を比べて軽いから、などと我慢することなく、心配になったらかかりつけのお医者さんに相談することを検討してくださいね。
文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・藤森スズメ
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