きょうだいの寝かしつけ問題。上の子に合わせる?下の子に合わせる?
きょうだいがいるママの場合、子どもたちの寝かしつけは子育ての中でも難しいお世話のひとつではないでしょうか。年齢が離れたきょうだいであったり、ひとりで寝ることができるきょうだいがいるならそこまで難しくはないかもしれません。しかし、すべての子どもたちがママと一緒に寝るご家庭の場合、上の子と下の子、どちらの寝るタイミングに合わせて寝かしつけをするのか、迷うママもいるでしょう。実際に子どもたちの寝かしつけに迷っているママから質問が寄せられました。
『2歳がお昼寝しても1時間でぴたっと起きて1回起きると全く寝てくれず、夕方からぐずりがひどくとりあえずお風呂とごはんを済ませたら寝かしつけが始まります。お姉ちゃんが1人で起きていると一緒に起きたがってまたずっと泣くから寝室にお姉ちゃんも一緒に来て布団に入ってくれます。そしてお姉ちゃんもそのまま寝ちゃうんだよね。早寝すぎて可哀想かな』
きょうだいの寝かしつけ時間。先輩ママたちはどちらに合わせていたのでしょうか?
上の子に合わせていました!在宅する家族みんなで寝るご家庭も
『2歳には昼寝しなかったなぁ。21時~22時にみんなで一緒に寝ていた』
筆者の息子も2歳を過ぎたらお昼寝がなくなりました。そして、入眠時間は3歳までは19時、4歳になると19時半と体力がつくにしたがって遅くなりつつあります。子どもにとっては「夜型」となる22時より早く寝ているのなら、現状はそのままでもいいのかもしれません。
『寝るの早いね。いいなーうちは上の子に合わせて遅くなっちゃったな』
こちらのママは上の子に合わせた入眠時間になっていることを少し気にしておられるようです。朝起きる時間が遅くなってしまったりしているのかもしれません。家庭の環境や家族の生活リズムに子どもも合わせていかなければいけないので、時間を決めて子どもひとりひとりに合った入眠のタイミングを決めるのも難しいこともありますよね。
下の子に合わせていました!上の子が合わせられるならいいのでは?という声も
『うちも全く一緒! 布団に入ったらすぐ寝るし何も気にしてなかった。寝たくない、眠れないなら可哀想だけどね。朝は2人ともきっちり6時に起きる感じ』
こちらのママは上の子も下の子も一緒に寝ていて寝かしつけもスムーズにいっておられるようです。どちらかが無理して合わせているわけではなさそうですね。
『うち4歳だけど7時に0歳と一緒に寝る。でも、それは下の子が生まれる前からで5歳になってもそのままだと思う』
4歳の上の子も0歳の下の子と一緒に夜7時には寝てしまう、というママがいました。ただ、上の子にとって寝るタイミングはきょうだいが増えたこととは関係していない、とのこと。子どもたちの寝るタイミングが一致していれば、少々寝る時間が早くなっても子どもの健康状態に影響はないのかもしれません。
『5歳と3歳。7時にはお布団に入って7時半には寝るよ』
こちらも子どもたちはそろって早めの就寝となっているようです。
眠る時間が遅くなると朝起きる時間も遅くなってしまうので、子どもにとってもママにとっても良い生活リズムとはいえなくなってしまうでしょう。厚生労働省が展開している生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」によると、10年ごとに日本小児保健協会が行っている幼児期の睡眠習慣の調査で、「夜型」と言われる22時以降に就寝する子どもたちの割合が増加しているとのこと。
22時より早い時間に同じようなタイミングで毎日眠ることができていて、かつ、子どもが朝すっきり起きられているようなら、きょうだいのどちらに合わせても良いのではないでしょうか。子どもたちが無理していないのなら、きっと今の状態が家族みんなの良い生活リズムになっているはずです。
文・しのむ 編集・しらたまよ
関連記事
※「まつ毛を触る」「先生のフリ」も!?朝、起きない子どもへの対策8選- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 2才の寝かしつけに5才を付き合わせるのって、可哀想?(19時半頃。)