5歳の娘が仲間外れにされたとき 胸に沁みた園長先生の言葉
年中になったばかりの娘には、年少のときから仲良しのAちゃんがいました。何をするのも、どこへ行くのもずっと一緒。「ずっとこのまま仲良しでいようね~」というふたりの姿に、私はいつも微笑ましく見守っていました。
しかし、夏を過ぎた辺りから娘に元気がありません。
話を聞いてみると、いつものようにAちゃんに「遊ぼう!」と誘う娘に対し、Aちゃんは「Bちゃんと遊ぶから!」と、仲間に入れてくれないとのこと。
あんなに仲が良かったのに……。
私:「一緒に入れてって言ってみたら?」
娘:「言ったけど……ダメって……」
今にも泣きそうな娘に、ただただ「辛かったね」と抱きしめることしかできない私。Aちゃんと遊びたい娘と、他のお友達と遊びたいAちゃん。一方通行の矢印に、どうしたものかと悩み、先生に聞いてみることにします。
私の質問に答えて下さったのは園長先生でした。
つまずいても「立ち上げる」ことの方が大切だと教えてくれた園長先生の言葉は、本当に胸に沁みました。
女の子の人間関係は、年齢を重ねるごとに複雑化していくでしょう。友達との衝突があったときに、それをかわして進んでいく強さを身に着けることも大切なのだなと考えさせられました。
脚本・渡辺多絵 作画・イチエ
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