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イヤイヤ期ではなく「やるやる期」!子どもの「やりたいけどできない!」へのママの声かけとは #産後カルタ

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鳥取県が作成した孫育ての基礎知識「ここが変わった!「昔」と「今」の子育て」によると、2歳から3歳ごろの子どもは興味のあることは何でも自分でやりたがる時期なのだそうです。自分がやりたいことを言葉で的確に表現できないまでも、自分の要求のニュアンスを伝えられるようになる子どももいるでしょう。しかし子ども自身がイメージしているようにできないこともあるかもしれません。
子どもの「やりたい」と「できない」に振り回されるママから悲鳴があがっていました。

『2歳2か月の娘がいます。なんでも自分でやらないと気が済まないようで、私が急いでたりして勝手にやると、怒り出して「自分でやるのー!」とやり直しするまで泣いてしまいます。やりたいことが上手にできなかったり失敗したりすると、「できないの! もうポイなの! バイバイするの!」などと叫びながら逆ギレ(?)。娘がこういう時に母としてどう対応するのがいいのかも悩んでいます』

2歳から3歳ごろは「やるやる期」?向上心あふれる子どもたち!

『3才でも、まだ同じです』

『2歳2か月全く同じです』

『2歳半の、息子もそうです。全く同じ感じで困っているところでした。余裕がないと対応に困っていました』

『3歳になってますますひどいわ。やりたいやりたいって何度もやり直しさせられるし泣くし。もう疲れた』

2歳から3歳ごろの「やるやる期」(筆者命名)の子どもを持つママたちからは、一様に「やるやる期」の子どもへの付き合い方に困惑している様子が寄せられました。ママたちのコメントからみると2歳になるとやる気が芽生えてくる子どもがいるようです。しかし2歳や3歳の小さな身体ではまだできることも限られてしまいますね。「やりたいのにできない」という壁に泣いてしまう子どもたちもいるでしょう。あふれる向上心を伸ばそうと、ママたちも奮闘しているようです。

「やるやる期」の子どもへの声掛け術……急いでいるときはひと言添える・時間があるときは最後まで・場合によっては親がやる。

『無理な時もあっていいじゃない。「急いでいるからまた今度ね」「今日は○ちゃんがやる? どうぞ」って一言足すようにするといいよ』

時間がないときにも「やるやる期」のあふれる向上心は止められないかも。いきなりママがやってしまうのではなく、「今はママがやる理由」を話してあげるといいよ、というアドバイスがありました。子どもも「なぜ今はママがやるのか」を説明してもらえたら納得してくれるかもしれません。

『時間がある時ならやり直しさせるのもいいと思うよ。あきらめない最後までやり通すっていう考えにも繋がるし。でも時と場合によっては親がやるってことを教えるのも大事だと思う』

時間があるときは、何度やりなおすことになっても最後までやり抜かせる! というママも。あきらめずに難しくても最後まで挑戦し、やり遂げられたら子どもにとって大きな自信になりそうですね。「時と場合によっては親が手伝う」ことを子どもに伝える機会でもあるよ、とのこと。伝えた瞬間は言葉の意味を子どもは理解できないかもしれません。でも回数を重ねていくと、いずれ子どもも理解してくれそうです。

『まず、泣き叫んでいるときは抱きかかえ別部屋へ! そして子どもの気持ちに同意。「やりたかったんだね。ママがやってしまってごめんね。今度お願いね」といってなだめ落ち着かせる。それでも気が収まらないようなら別のことを頼む』

「やるやる期」の子どもは時に気持ちが先走ってしまうことも。興奮してしまったら、別の部屋へ移動するといいよ、というママのアドバイスがありました。まず、やりたかったことがある部屋から移動することで子どもの気持ちを落ち着かせることができるかもしれません。ママと二人きりになったら子どもの「やりたい気持ち」に理解を示してあげよう、とのこと。
大人でもやりたいこと、できることができなかったりすると、イライラしてしまうことがありますね。まだ自分がどのくらいできるのか、何ができるのか、可能性を探っている子どもにとって、「やりたいのにできない」というストレスは親が思うよりインパクトがあるのかもしれません。ママやパパは子どもの「やりたい気持ちを受け入れる」やり方を通して子どもの「やるやる期」を見守ってあげてはいかがでしょうか。

文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・チル

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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