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くしゃみやジャンプでお漏らし……。妊娠・出産を機に起こる「尿漏れ」の原因と改善方法

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出産をきっかけに、尿モレを経験した方、いらっしゃいませんか? くしゃみやせきをしたとき、ちょっと重い荷物を持ち上げたときなど、妊娠前にはなかった症状に戸惑うこともあるでしょう。いつかは治るのかな、と思いつつ、なかなか尿モレとサヨナラできない! というママたちも少なくないようです。

『今日、旦那にパンツ取り替えたの気付かれちゃって、尿漏れバレちゃった……。
「妊娠中とか出産したら皆なるんだよ」
って言っちゃったけど、大袈裟ですか? どれくらいの人がなっちゃうんだろう? 皆さんなりましたか?』

「くしゃみ」「ジャンプ」「大笑い?」ママたちの尿漏れ事件簿

『妊娠中、くしゃみして何回かジョッと漏らした事あるよ』

『この前、買い物中にくしゃみしたらでちゃってスカートはいてたからタラーってだからシートつけようかなって』

『妊娠中すごい頻尿だった。トイレばかり行ってたよ。尿漏れは頻繁じゃないけど何度かあった』

『一人目は平気だったのに二人目から、くしゃみの度に漏らしてたよ。花粉症だったから漏らしすぎだったわ』

『くしゃみで漏れてた! 息子と縄跳びで遊んでてジャンプしたら漏れたときはショックだったな』

『私は産後3年だけど、今だに急に走ったりバカ笑いしたら漏れる……自転車に乗っててもたまぁに……』

くしゃみ、ジャンプ、大笑い? など、日常生活の何気ない瞬間に漏れてしまうママたち。くしゃみや笑うなどの自然現象は、止めることは難しいですよね。コメントにもあったように、もしも公共の場で、誰かに見られてしまったら……恥ずかしくていたたまれませんよね。

妊娠・出産を機に起こる尿漏れは「腹圧性尿失禁」

一般社団法人 日本泌尿器科学会によると、「尿漏れ」とは自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまうこと。尿漏れには、腹圧性尿失禁・切迫性尿失禁・溢流性(いつりゅうせい)尿失禁・機能性尿失禁の4つがあり、妊娠・出産を機になる尿漏れは「腹圧性尿失禁」が原因のことが多いようです。

「腹圧性尿失禁」とは

「腹圧性尿失禁」とは、重い荷物を持ち上げた時、走ったりジャンプをした時、咳やくしゃみをした時など、お腹に力が入った時に尿が漏れてしまうのが特徴です。女性の4割を超える2000万人以上が悩まされているといわれています。これは骨盤底筋群という尿道括約筋を含む骨盤底の筋肉が緩むために起こり、加齢や出産を機に出現したりします。また荷重労働や排便時の強いいきみ、喘息なども骨盤底筋を傷める原因になるといわれています。

「尿漏れの検査」について

まず問診と診察をおこないます。排尿の記録を数日間つけてもらうことで、排尿状態や尿漏れの程度がわかります。ほとんどの場合、検尿とpad(パッド)テスト、エコーによる残尿量測定といった身体に負担のない検査で診断がつきます。また必要に応じて、内診台での診察、チェーン膀胱尿道造影検査、尿流動態検査、膀胱鏡検査などの詳しい検査を行うこともありそうです。原因を特定するために脳や脊髄の画像検査を行うこともあります。

「尿漏れの治療」について

妊娠・出産を機になる「腹圧性尿失禁」の場合は、自宅でも出来る骨盤底筋訓練で尿道のまわりにある外尿道括約筋や骨盤底筋群を強くすることで、改善が期待できます。また肥満の方や最近急に太った方では、減量が有効なことがあります。骨盤底筋訓練などの保存的療法では改善しない場合、または不満足な場合、「TVT手術」または「TOT手術」など体への負担が少なく、長期成績も優れている手術を行う場合があります。尿失禁の種類や程度により、治療法は様々です。

「尿漏れシート」「生理用ナプキン」「おりものシート」で日常生活をカバー

尿漏れが治るまでの間、ママたちは「尿漏れシート」「生理用ナプキン」「おりものシート」などを着用し、日常生活の中で起こる不快な尿漏れをカバーしているようです。

『子を生んだ人なら、なる人多いよ。何年たってもね。風邪で咳き込んだ時なんて大変大変。おりものシート使ってるけど、咳がひどい時は尿漏れシート』

『尿取りパットも使ってみましたが合わなくて、普通のナプキンを使ってます』

『くしゃみや咳込むと漏れちゃう。仕方ないので尿パット使ってるよ 』

なかには、生理用ナプキンや量が少ない場合は、おりものシートで対応しているママたちもいました。
ところで「尿漏れシート」「生理用ナプキン」「おりものシート」、それぞれのシートにはどのような違いがあるのでしょうか? ユニ・チャームによると、尿・経血・おりものなど、それぞれの成分や粘度の特性を充分に考えて作らています。吸収するものの違いから、当然、構造も違うとのこと。より快適な使用感を感じられるよう、症状に合ったシートで対応するのがよさそうですね。

尿漏れは生命に直接影響するわけではありません。しかし生活の質を低下させてしまう病気です。困ったなと思ったら、恥ずかしがったり、年齢的なこととあきらめたりせずに、泌尿器科専門医に相談してみてくださいね。

文・編集部

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