痛みよりもココロに効く?子どもが絆創膏を好きすぎる件について
子どものケガは名誉の勲章、元気いっぱいの証拠ですね。しかし、どんなにとびきりの笑顔で過ごしていたとしても、ケガをした瞬間からこの世の終わりかと思うくらいの形相に早変わり。
そんなときは、おまかせあれ! ママからの愛情たっぷり「いたいのいたいのとんでいけ~」……では治まらないのが子どものケガ。ケガの大小にかかわらず、とにかく「痛い! 悲しい!」アピールが半端ない子どもたちを救えるのは、あの魔法のテープなのです。
こんな子どもあるある、ありませんか?
薬いらず? どんな痛みもこれさえあれば大丈夫!
「魔法のテープ」とは、そう絆創膏のことです。その種類や効用はいろいろありますが、ケガをすると消毒うんぬんよりも、子どもがまず最初に求めてくるのが絆創膏。そして貼った瞬間から痛みが治まってしまう効き目の早さといったら、魔法か! とツッコミたくなるほど(笑)。そんな魔法のテープな絆創膏、ママスタコミュニティからも効果の素晴らしさを称える声が。
『とりあえず「痛い痛いの飛んでいけ〜」よりも効果は抜群だよね』
『絆創膏様々。貼る必要の無い小さい傷でも、「痛い痛い! 絆創膏!」って貼るまで騒いでるけど、絆創膏を貼ると、今までの騒ぎはなんだったの? ってくらい、ケロッとしてる』
『アレだけ大泣きしてたのに絆創膏を貼ると元気になってうけるよね』
『魔法の薬だと思ってるぽい』
『好きだね。貼ったら気分的に痛くなくなるんじゃない?(笑)』
みなさんの意見を見てみると、どうやらケガをしたときの絆創膏は、精神安定剤的な役割があるみたいですね。
親としては、ケガをしたらまずは消毒して傷口をきれいにし、その後で絆創膏を貼るか否かを決めたいところ(必要ない場合も多いので)。
しかし、子どもは何よりも先に絆創膏を貼ってしまえば気持ちが落ち着くという単純さ。このシンプル極まりない思考回路が、子どものたまらなくカワイイところですね。
あるある!? 絆創膏の無駄遣い……
子どもの絆創膏好きはケガをしたときだけとは限りません。ちょっとした打ち身だったり、血も出ていないようなかすり傷であったとしても、やっぱり絆創膏がなくちゃな落ち着かない!
そして、なぜかケガをしていなくても貼りたがるのが絆創膏と子どもの不思議な関係性。痛い気がするのかな? それとも絆創膏を見ると、貼らずにはいられない衝動が?
いずれにしても、「貼ってもすぐに剥がす」が、共通のようですよ。
『まさに、今ちょこっとした傷にアナ雪の絆創膏を貼って、もう捨ててあった。泣』
『3歳、貼って1分以内に剥がす。虫刺されのシール? もすぐ剥がすんだろうなぁと買えない』
『わかる! 怪我してないのに貼る(笑)』
『貼ったらすぐ外すよね』
ちょっとした傷や、ケガをしていない場所に貼った絆創膏は、やっぱりただの「貼りたい」だけ。そして貼ったものは「剥がしたい」だけ。自分の「やりたい!」気持ちにウソがつけない子どもたちは、いつも真っすぐ正直です。「もったいないから」とか「これくらいの傷は我慢しよう」というオトナな考えは皆無なのでしょうがありません。
エレベーターのボタンを見ると押さずにはいられなかったり、タンポポの綿毛をみると吹かずにはいられなかったり、と同じ気持ちなのかもしれませんね(笑)。ある程度大きくなるまで続くのでしょうか……。
高い絆創膏はもったいない。ママたちの知恵は?
そんな中で、ママたちからの切実な悩みがひとつ。
子どもが最も好むキャラクターの絆創膏、こちらを貼ってすぐに剥がさないで~! まるでアクセサリー感覚で貼りだした日には、お金が飛んでいく~。
ママスタコミュニティより、ママたちのお知恵を拝借させていただきます。
『キャラものは止めてほしいよね。お財布に優しくないのよね』
『頻繁に使うからキャラものを買うのがバカらしくなって安い絆創膏に油性ペンでアンパンマン書いてたわ(笑)。懐かしい』
『すきすき! 安いやつにキャラクターとか描いてあげてたなぁ~~』
なるほど。一番安い絆創膏にキャラクターの絵を描いてあげれば特別感がアップしますね! そもそもキャラクター絆創膏を買わなきゃ良い……なんて意見も出てきそうですが、痛い思いをして(そうじゃない場合もありますが)悲しい顔をしている我が子に、早く笑顔になって欲しいと願うママゴコロ。喜ぶかな? と思って、ついついキャラクターものを買ってしまうんですよね。
貼ったり剥がしたりでもったいない! と思っている方は、是非こちらの方法を試してみてください。絵心がなくても大丈夫(笑)。ママの描いた絵が、子どもにとって世界で一番素敵な絆創膏のハズです。
傷の回復以上に、心のケアとしての役割が強い子どもにとっての絆創膏。一方で、ママはカバンの中や財布の中に常に持ち歩く必要があるので大変です。だけど、これ1枚でケロッとしてくれるならお安いもの。
子どもの純真さに、ママたちの心も洗われる気がしますね。
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