小学校生活にあると便利!「移動ポケット」でハンカチもティッシュも持ち歩きラクラク
子ども服を見てみると、ポケットがなかったり、小さかったりして、ハンカチやティッシュを入れられないものが多いことに気づきます。小学校ではハンカチとティッシュを持参するように言われるけれど、どうしたらいいの? という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、「移動ポケット」と呼ばれるアイテムです。文字通り、移動できるポケットなのですが、どのようなアイテムなのでしょうか。
移動ポケットってどんなアイテム?
服にポケットがなくても、ハンカチやティッシュを持ち歩くことができて便利な「移動ポケット」。商品によっては、「マルチポシェット(マルチポケット)」と記載されているものもあります。
イメージは“移動できるポケット”
移動ポケットの形や大きさはさまざまですが、縦13cm×横15cmくらいの四角い形のものが多いようです。中は1段や2段に分かれているもの、ティッシュケースつきなどいろいろなタイプがあります。
開け閉めはマジックテープやボタンで留めるものと、留める部分がないものもあります。ポケットの裏側にあるひもにクリップを通し、クリップを使って服への着脱ができるようになっています。
移動ポケットの使い方
学校やお出かけ先での必需品である、ハンカチやティッシュをしまっておくことができます。十分な大きさや深さのポケットがない服でも、移動ポケットがあれば、ハンカチやティッシュがすっぽり入ります。
移動ポケットの大きさにもよりますが、他にもあると便利なアイテムを収納しておくことができます。たとえば絆創膏を数枚入れておくと、転んだときにサッと取り出して使うことができますし、冬場の乾燥に備えてリップクリームや小さめのハンドクリームなども入れておくこともできますよ。
着替えたら「移動ポケット」を移すだけ
移動ポケットは、クリップをズボンやスカートのウエストゴム部分に挟んでつけます。着替えをしても、ポケットを取り外して、他の服へ付け替えることができます。
クリップは無地のものもありますが、それ自体にキャラクターが描かれたものや、ドット柄など小学生の興味を惹くデザインが施されたものがあります。ハンカチやティッシュを持ち歩きたがらない子どもでも、移動ポケットとクリップのかわいらしさ、かっこよさに魅せられて、毎日持ち歩くのを楽しみにしてくれるようになるかもしれませんよ。
ちなみに……ハンカチとティッシュは小学生の必需品
小学校では、ハンカチとティッシュを忘れずに持ってくるように案内されます。ただ新入学だからといって、ハンカチを新調する必要はなく、幼稚園や保育園で使っていた物でも十分です。ティッシュは特に指定はないと思いますが、子どもが扱いやすいサイズを持たせるようにしたいですね。
ママが子どものころは、お友だち同士でハンカチの貸し借りをしていたこともあるかもしれませんが、今は自分専用のハンカチとティッシュを用意するように、学校から案内されることがあります。ハンカチの貸し借りは、感染症を予防するためにも避けた方がいいそうです。
忘れ物防止、ひいては感染症予防の意味でも、移動ポケットは役立ちます。
移動ポケットは学校生活をサポートしてくれる強い味方
移動ポケットの購入を検討したいという方は、子ども用品売り場やキャラクターショップで入手できます。お値段は700円~1,500円くらいで、つくりやデザインによって幅があります。手作りを検討したいという方は、インターネットで「移動ポケット 作り方」と検索すると、いろいろな方が考案された作り方を調べることができますよ。
ハンカチやティッシュを、持ち歩くのが楽しみになるようなアイテムがあれば、忘れないようにと進んで身支度を整えられるようになるかもしれません。わが子も入学前に移動ポケットを作ってみたところ、とても喜んでくれました。入学当時から愛用してくれていて、自分で毎日どれにしようか楽しみながら、身支度を整えています。
レッスンバッグや上履き入れのついでに手作りしたり、子どもが好きなキャラクター物の「移動ポケット」を購入したりして、ハンカチとティッシュを毎日、楽しみに持ち歩けるような工夫をしてみませんか?
文・藤まゆ花 編集・しらたまよ