<毒親、厳しさは愛情ゆえ?>穏やかで優しい義両親に「ウチとは違う…」苦しみ消えず【第2話まんが】
私はミヤコ。先日、夫のマサトと結婚しました。私の両親はいわゆる「毒親」です。子どものころは毎日のように罵倒され、激しく叱責され……本当に苦しい毎日でした。私は自分のことを肯定できずに苦しいまま。いつも人の顔色をうかがってしまいます。けれどマサトは「そのままのミヤコが好きだから」と卑屈な私もまるごと受け入れてくれました。婚姻届を出したことで私は晴れて親の戸籍から抜け、穏やかな新婚生活がはじまりました。


私の妊娠がわかったタイミングで、マサトの転勤が決まりました。転勤先はマサトの地元。義実家の近くに住むことを提案されて、少し迷いました。ただマサトが守ってくれると言ってくれたので、私は信じてついていくことにしたのです。

義実家の近くへ引っ越すと、義両親は大喜びで歓迎してくれました。しかも妊娠中の私を何かと気遣ってくれます。私なんかがこんなに大切にしてもらえるなんて……。顔を見るたび私をけなし、罵声を浴びせてきた両親とは大違いです。

マサトの地元に住んでみると、義両親はとても優しくしてくれました。「妊婦さんは休んでて」と手助けしてくれたり、世話を焼いてくれたり。こんなにも幸せな生活が送れるなんて思ってもみませんでした。
愛情深い義両親にはとても感謝しています。けれどその一方で、私はひそかに子どものころの両親との日々を思い出していました。義両親に優しくされればされるほど、両親に罵倒された記憶がよみがえってきてしまうのです。
私にとって毒親の呪縛はそれほどまでに大きなものだったのでしょう。この苦しみを上書きできるくらい、ここでの新しい暮らしを頑張っていきたいなと思っています。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子
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