<理不尽な女の対処>「言いたいから言う!」「やりたいからやる!」いじめられるママ【第2話まんが】
前回からの続き。私はカナコ。久しぶりに実家に姉(ナツミ)が娘のユナちゃん(1歳)を連れて帰省しました。沈んだ顔をしている姉に話を聞くと、義父の葬儀準備中に親戚のミキさんから「邪魔だ」と言われ、エアコンも暖房器具もない部屋に追いやられたとのことです。さらにユナちゃんのベビーフードを温めるために台所を使おうとしても、頑として使わせないという嫌がらせをされたそうです。
隣で聞いていた母が興奮する私を制し、心配そうに姉に話しかけます。
「ユウスケさん(姉の夫)には今回のことちゃんと伝えたの……?」「……うん。たぶん伝わってると思う」
姉はまた当日のことを話してくれました。
「話にならないから行こうって、ユウスケが違う部屋に通してくれたんだけど、それでもミキさんの声が聞こえてきて。結局最後は車に避難してた」
義兄が姉を擁護していたことに、少し安心しました。それでもミキさんの言動には納得できませんが……。
「私も若い頃はナツミにそっくりだったけれど、今はご覧の通り!」「ええ〜!」姉と私は驚きました。
姉への言葉は、母の経験からのアドバイスだったのでしょう。母の言うことも一理あります。姉は昔から大人しいので、意地悪な人のターゲットになりやすいのだと思います。それにしても、まさかこんな目にあっているなんて……。
確かに母の言う通り、姉が強くなるのが一番だと思いますが……今日明日には無理ですよね? 私だって明日から大人しくなれと言われても、無理だと思います。もしかしたら人の性格なんて一生変わらないかも。
だからこそ、放っておくべきではないし、姉の性格が変わるまで待っているなんて悠長なことも言っていられません。私はミキさんに塩をまきたい。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・べるこ