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<ワケあり!パート夫婦>夫婦に訪れた転機「つぎのステップへ!」正解はひとつじゃない【後編まんが】

前回からの続き。私はマユカ(28歳)。自宅近くのカフェでパート勤務しています。息子のジュン(3歳)を出産するまでは、大きな会社の社員でした。しかし産後は体調不良が続き、復職を断念。さらに夫のケイゴ(30歳)も仕事と慣れない育児のストレスで眠れなくなってしまい、会社を辞めて非正規雇用として働いています。夫婦ともに非正規雇用の家庭への世間の目は厳しいように思います。それでも、息子のジュンのためにも親の健康を優先させたほうがいいと考えています。ただ、最近は夫の態度がつらく、割り切って考えられなくなってきました。
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まさか解雇? いやシフトを減らすっていわれるだけでもキツい……のが正直なところです。

店長に呼ばれて、ドキッとしました。もし解雇するつもりとか、シフトを減らすつもりだったらどうしよう。不安が頭をよぎります。そしてこんなとき、非正規雇用の立場の弱さを改めて痛感します。
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店長は私に社員になってみるつもりはあるかと打診してくださったのです。店長には、夫も非正規雇用であることや、シフト勤務であることを伝えていました。そのほうがシフトの調整をお願いしやすかったからです。
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仕事から帰宅するとケイゴが夕食を作って待っていてくれました。
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ケイゴは最近私につらく当たってしまったことを「いやその……申しわけなくて。最近ひどい態度ばかりだったから」と、謝ってくれました。

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夫は謝ってくれた後、「このままじゃダメかもって一人で焦ってイライラしてた」と、話してくれました。ようやく気持ちがわかり合えて、わだかまりがとけたような思いがしました。さらに……お互い伝えたいことがまだありました。
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「社員になろうかと思って!」という私たち2人の言葉が重なりました。びっくりして私たちは顔を見合わせます。ジュンがきょとんとしています。

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二人で顔を見合わせて驚いてしまいました。
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他の家庭から見れば、慎重すぎる私たちに喝が入るかもしれません。でも、もう大丈夫だ、次に進もう。そう思えたタイミングが夫婦で同じだったのが、とても嬉しい春でした。私たち家族の過ごし方は、また形を変えます。今度はそれで誰かが傷ついたり、悲しい思いをしたりしないように、みんなで話し合いを重ねたいと思いました。
世間の目は確かに気になります。でも、家族が幸せでいることを1番大切にしていきたい。これからも悩むことはあるでしょうが、その都度考えていきたいと思っています。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・もえこ 作画・Ponko 編集・横内みか

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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