<いばる義妹!腹立つ>都合のいいときだけ「長男嫁」ふりかざす義妹。ハッキリ物申す!【後編まんが】
前回からの続き。私は結婚後、私の実家から車で10分ほどの場所に家を建てて住んでいます。子どもは3歳の息子(レイ)がひとりです。気の弱い実弟(マサト)は、私が結婚する少し前に、義妹(トキコ)と結婚し、実家の土地に一軒家を建てて暮らしています。私も義妹も気が強いタイプなので、トラブルにならないようにあえて距離をおいていました。しかし保育園に願書を送った頃、めずらしく義妹から連絡があり「親族と同じ保育園はイヤだから別の保育園にしてくれ」と言ってきたのです。その日の夜、夫と話します。
初対面のときから、義妹は気が強いタイプなのは分かっていました。そして私も物事をハッキリ言うタイプですから、気が強い者同士ぶつかりやすいとも思ったので、いままで必要以上に関わらないようにしてきました。
「でもトキコさんが義理の家族と必要以上に関わりたくないって言うのも、わからなくもないけどな」と夫は言いますが、そもそも関わりなんて誰も強要していませんし、法事や正月以外に会っていません。
私たちが住む地域では、A保育園に入った子の多くは同じ小学校へ進学します。息子のお友だち関係も考えると、別の保育園にするのはイヤです。それにほかの保育園は自宅から遠くなるうえ、朝は混雑する道で送迎しないといけません。送迎の大変さと息子のお友だち関係のことを考えたら、ほかの保育園という選択肢はないのです。
「マサトくんに間に入ってもらえないかな?」と、夫が言いました。もちろん夫も弟の気の弱さを知っています。私は「マサトはムリでしょ……」と返事をします。弟が義嫁の尻に敷かれていることは親族ならみんな知っています。
それにしても「親族と家が近いだけでもイヤなのに、保育園まで一緒なんてイヤだ」という義妹の主張は少しワガママがすぎます。やはり義妹と話しただけではらちが明かないので、頼りにならないとは思いつつも一応弟に連絡をしてみることにしました。
弟は電話に出るや否や、私の要件は子どもたちの保育園のことだと察しがついた様子でした。
「だよな。わかっている……」と、弟は気の毒なくらいオロオロしています。内心「やっぱり当てにならないな」と思いました。義妹は弟に「自分が長男の嫁で、先に結婚して先にこの土地に住んで、先に子ども産んだから、お義姉さんは私の言うことを聞くべき」と、言っているそうです。
「だからってなんでうちの子の保育園を変えなきゃいけないのよ」という私の反論に対し弟も「そうなんだけどさ……」といまにも消え入りそうな声が電話口から聞こえます。義妹が私の悪口を弟に言っているのが目に浮かびそうです。
この際なので、私の意見もはっきり言わせてもらいました。
言いたいことを言えばいいという義妹の態度はやはり失礼ですし、自分本位な人は周囲からキラわれます。親がキラわれものならその子どもだって悪くみられてしまうかもしれません。
既読はつきましたが、とくに返信はありません。義妹はまたなにか言ってくるかもしれませんが、今のところ強要するようなアクションはありません。義妹の気が強いのは構いませんし、自分の主張をはっきりできるのは悪いことではないと思います。でも、言いたいことを言えばいいという態度や、人を自分の都合のいいように動かそうとする姿勢は歓迎できません。相手の事情をムシして自分の事情を押し付けるのは間違っています。
私も気が強いのですが、「こうはならないようにしよう」と感じるほどです……。今回、弟が義妹にちゃんと言ってくれていればいいのですが、わが弟ながら気が弱く、できているとは思えません。今後も義妹とはできるだけ関わらないようにします。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・横内みか