<義妹と!おもてなしトラブル勃発>遊園地近くに住む弟「泊まっていいの?ラッキー」【第1話まんが】
数年前の話です。私はアヤ、8才のユイと5才のハルトを育てるパート主婦です。わが家は夫タロウの仕事の関係で、地方都市に住んでいます。車を走らせればそれなりに子どもが楽しめる場所はありますが、大型の遊園地などは遠くて行ったことがありませんでした。
そんなある日……娘が「今度遊園地に行きたい!」と言い出しました。
娘たちが行きたがっている遊園地は、A県にあります。私たちの家からは、車を使ってもだいぶ遠い距離。ですが、私の5才年下の弟シュンの家の近くだということに気づきました。
シュンとは幼い頃から仲が良く、何かと面倒を見てきました。シュンが大学生のころは……
よく私のひとり暮らしの家にシュンを呼んでは、料理を振る舞っていました。シュンはたくさん食べたあと、そのまま寝てしまうことも(笑)。少し頼りないところもありますが、優しい自慢の弟です。
シュンも私と同時期に結婚をし、現在はお嫁さんのマユちゃんと、7才のケントくんの3人家族です。結婚してからは、実家への帰省でたまに顔を合わせる程度で、ほとんど会うことはありませんでした。
遊園地の件について、子どもたちが寝た後、晩酌をしている夫に相談してみました。
遊園地はわが家から距離があるため、日帰りは厳しいスケジュールです。そこで、シュンの家に泊まらせてもらえないかとひらめいたのです。土曜日の朝にシュンの家で合流し、夜まで遊園地で遊ぶ。その日はシュンの家に家族で泊まらせてもらい、次の日ゆっくり帰れたら……と考えたのです。夫は「ご迷惑じゃ」とやや迷い気味です。
夕方シュンにメッセージで聞いてみたところ、「もちろんいいよ〜!」と快諾の返事が来ていました。
夫も「じゃあお世話になろうか」と前向きになり、遊園地に行くことが決まりました。
遊園地に行けることになって、子どもたちは大喜び! 楽しい旅になりそうです。
お互いに結婚してからはシュンとは実家への帰省で顔を合わせる程度でしたが、連絡は取っていました。シュンの奥さんであるマユちゃんはしっかり者で、少し頼りないシュンのことも任せられる存在です。今まであまりゆっくり話す機会もなかったので、これを機に交友を深められればいいなと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子