<10万で1か月同居>寮に住む息子「義両親とのゴタゴタで、心配はかけられない!」【第6話まんが】
前回からの続き。わたしはチヅル(45歳)です。一人息子のショウヘイ(17歳)が高校の寮に入っているため、現在旦那のトモアキ(45歳)と一軒家に2人で暮らしています。つい最近、自宅の全面改築をおこなっている義両親と、1か月ほど一緒に暮らすことに。しかしこれが間違いでした。まるで自分の家のようにふるまう義両親にストレスMAX! イライラが積み重なり寝室にいたところ、義父が勝手に寝室を開け、「怠けるな」と怒鳴り込んできたのです。怒りは収まらず、義両親と旦那に「実家に帰る」と言い、私は家を出ることを決意しました。
トモアキから着信がありました。通話ボタンを押すと涙声での謝罪が……。とても冷めた気持ちで一通り聞き、落ち着いた頃合いで話します。「……謝罪は要らない。あなたの両親を帰宅させたら連絡して」
「俺が言っても言うこと聞く親じゃないんだよ。わかるだろう?」話が進みません。同じことの繰り返し……「もう一度言う。両親をマンスリーマンションに戻して。できないなら離婚一択」改めてそう伝えて、通話終了ボタンを押しました。
無意識に深いため息が出ます。目の前には、勢いのまま市役所でもらってきた離婚届がありました。このままトモアキが動かず、義両親に変化がないのであればこの紙を届けようと思っています。
私にも長年の情がないわけではありません。それに親が離婚すれば、子どもだって考えることもあるでしょう。携帯にうつる今までの思い出を眺めながら、私にはまだ迷いがあるのでした。「……そうだ、ショウヘイに連絡してみよう……」
隣の県の高校で寮生活を送っているショウヘイ。休日は届を出せば外出もできるため、たまにトモアキと一緒にショウヘイのもとを訪れていました。ここ最近義両親との同居で気を張っていたり、ストレスが溜まっていたりしたためでしょうか。ショウヘイの顔を見るやいなや、涙があふれそうになりました。ちなみにショウヘイには心配をかけたくなかったため、義両親との同居生活は伝えておりません。私は感情をグッとおさえ、息子に笑顔を向けるのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・まゆか! 編集・横内みか