<夫と娘にイジメられています>おかしい!いつものパパじゃない!【第10話まんが:アヤネの気持ち】
前回からの続き。
私はアヤネ。ママもことは大好きだけど、たまに会うパパともっとお話ししたい。うちのパパはママに怒られていると、いつもパパはアヤネの味方をしてくれた。それにパパにママの悪口を言うと、とっても喜んでくれることに気がついたんだ。でもある日ママとパパが、そのことで言い合いになって、最後にママが怒ってしまったの。そしたら……。
ママはこう言ったんだ。「アヤネ、パパに食べたいものなんでも作ってもらいな」「どこでも好きなところに連れていってもらいな」「大好きなパパときっと楽しいお休みになるよ!」そういったママの顔は怒っているようにも見えたけれど、どこか悲しそうにも見えたんだ。気のせいかな?
朝起きるとママがいなかった。でも今日はおこらないやさしいパパがいるんだ。パパのところにはしっていっても、パパはテレビばかりでぜんぜんアヤネとあそんでくれないの。なんでかな?
パパはおにかいでおしごとっていって、タブレットだけおいてどこかにいっちゃった。ちがう、これがしたいんじゃなかったんだよ。アヤネはいっしょにあそびたいんだよ。
おなかがすいたってパパのおへやにいったんだけど、パパはいやそうなかおをしてきたの。
パパはあそんでくれないし、ごはんもいっしょにたべてくれない。ママだったらごはんもつくってくれるし、どこにあそびにいくかいつもかんがえてくれるのに……。
アヤネはさみしかったの。ただパパといっしょにいたいだけなのに、パパは「うるさい」っておこったの。パパがおこったことなんてないんだよ。いままでずっとやさしかったのに、パパはいつもおこらなかったのに。アヤネはわるいことしたのかな? なんでパパといっしょにいたらいけないのかな? おしえてよ。
もしママがいたら、どうしてくれるんだろう。ママだったらそばにいてくれるのに、ママだったらいっしょにあそんでくれたのに。ママはどこにいるのかな? ママ、いつかえってくるのかな?
ママの悪口をいっていたころはパパはいつもわらっていた。なんで? いつものパパじゃない。アヤネの知ってるパパじゃない。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・よし田 編集・Natsu