体調不良で学校を休んだ日、寝込むほどでもない場合。子どもに動画やテレビを見せてもいいもの?
体調不良で病欠といっても、しんどさや動けなさの具合は千差万別、個人差が大きいものです。では、わが子が寝込むほどではない状態で学校を休んだ場合、日中どのようにしてすごさせればいいのでしょう。
『子どもが不調を訴えてきたので学校を病欠させた。寝込むほどでもない場合、家でどのようにすごさせればいいのか悩む。放っておくと動画やテレビ録画ばかり見ているので、タブレット学習を促したけどすぐ飽きてしまった。調子が悪いから休ませたけど、何をしてすごすのが正解なのかがわからない』
投稿者さんの話を見ていると、子どもでなくても退屈で1日を持て余してしまいそうですね。子どもの気持ちもママの気持ちもよくわかってしまうこのような状況に、ママたちはどのような反応を見せるのでしょう。
病欠したわが子、日中はどのようにすごさせる?
今回学校を休み、家で静かにすごすこととなった投稿者さんのお子さんは小学6年生。もうお昼寝の習慣もないので、休んだのだから寝てなさいと言われてもそうそう眠れるものではないですよね。
大人だって、眠れないのにずっと布団に入っていなさいと言われたら退屈を持て余すかもしれません。そうなるとやはりスマホやタブレットの出番となるのでしょう。少しぐらいならと許容するのか、休んでいるのだからダメとはねのけるのか、ママはどうすればいいのでしょう。
たまにのことだから自由にすごさせる
疲れるほど動画やテレビを見まくるとなると、さすがにママもストップをかけざるを得ないでしょう。しかし、適度に休憩をはさみつつなら、ある程度はいいのではないかという声も目立ちました。
『寝込むほどではないとか、回復してきているとかなら、テレビや動画を見ていても私はいいと思う。体調が万全ではないから、頃合いをみて「少し布団に入りなさい」ぐらいの声かけはするかな』
『動画をみまくっていても別にいいと思う。大人だってそのくらいの体調なら、ずっと横になっていても暇だし、ボーッとしながら動画やスマホを見るよね』
しんどいから横にはなるものの眠れない。このような経験、誰しも1度はありそうですよね。眠れず退屈になり、気がつけばスマホやタブレットに手が伸びているなんてことも……。「たまに」なら、大目にみてあげてもいいのかもしれません。
休めば遊べる・動画見放題だと思われるのは困る
『動画を見せたりゲームを許可したりしていると、学校を休んだら動画見放題&ゲームやり放題で「最高!」なんて思われないかな。遊びたいがために仮病使って休もうとかやりかねないからさ。だから病欠したなら動画もゲームもネットもなし。寝るか、眠くないなら本を読みなさいと促す』
退屈を持て余す気持ちはわかるものの、体や心を回復させるために学校を休んでいるわけですよね。なのに遊んでいるとなればママの心も穏やかではいられないでしょう。「ある程度は」と大目に見るよりも、最初から「なし」にしておいたほうがママ的には気が楽かもしれませんね。
「やることをやってから」などの線引をしてもいい
『宿題や自主勉が終わったなら自由にさせている。安静にすごすなら動画やテレビを見ていても口出しはしないよ』
『元気があるならまずは勉強をさせる。本来なら学校へ行っている時間帯は、タブレットやゲームは禁止。でも勉強が済んでいるならその後はOKにしている』
本来なら学校へ行っている時間。わが子が無秩序・無制限に動画を見ていたり、ゲームをしていたりとなると、あまりよろしくはないと思いますよね。しかし、親子で決めたルールにのっとり、きちんとやることを済ませているのであれば、その後は自由にすごしてもいいのではという声も寄せられました。
ルール決めをしておくことで、子ども自身も「休む=遊べる」といった考え方に直結しなくなりそうですね。
ポイントは「適度に」「ほどほどに」「ルール決め」
病欠したとき子どもは家でどのようにすごせばいいか。動画を見たりゲームをしたりしながらすごすことには賛否両論、さまざまな声が寄せられました。しかしママたちの声をよく見てみると、断固反対という声は実は少なく、手放しにOK派と適度にOK派をあわせると、断固反対派を上回りそうな勢いだったのです。
『うちの子は動画やテレビをみたりしているよ。元気ならそれはそれでいい。1日中ずっと寝込んでぐったりしていると不安になるしさ』
もしかすると、寝込むほどではない不調で学校を休んだ場合の子どものすごし方は、「適度に」「ほどほどに」などのキーワードが鍵を握りそうですね。頭ごなしにダメというのではなく、あくまでも体調を崩して休んでいることを、きちんと子どもに理解させることからはじめてみてはいかがでしょう。
「元気なら学校へ行く」ことを大前提とし、話し合いをしてみましょう! 休む場合は、親がどこまで許容できるかを明確にし、そのルールにのっとってくれるのであればある程度は大目に見る。そうすれば、モヤモヤしてしまうママの複雑な気持ちも少しは軽くなるのではないでしょうか。話し合いは、できれば元気なときにやっておくことをオススメします。話し合いをすることで、親と子、お互いの落とし所も見えてくるかもしれませんよ!
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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