<介護の条件?>義父からの仰天メモ!手のひらを返した義姉妹の言動!一体ナニが……?【後編まんが】
この先施設に入れることになったら入居費用以外にもいろいろとかかると思う。手伝うことができないなら、せめて金銭的な援助はしてほしい。そんな当たり前の提案にも2人は「それも含めて長男がやること」そう言って譲りません。「何もしないって……2人も母さんのことが大切じゃないのか?」
「大切じゃないとかそういうことではなく、金銭的な部分も含めて親の面倒は長男がみるべき」例えそうだとしても、まるで面倒なことは丸投げしたいような言い方……
2人の言い分に呆れた私は、耐えかねて義父から預かった紙を2人に差し出しました。そこには義両親の貯金や家屋などの資産総額が書かれています。それは2人にとって予想以上の金額だったらしく、オトハさんとイクさんは驚いて目を見開きます。
義父が遺言状を作ったときの、下書きとして書いたメモ。そこには「献身的な介護への感謝として、遺産を多く譲りたい」との記載がありました。
介護をしていない2人は思った以上にあった遺産が全て旦那のものになってしまうことに気がつき、急に焦り出していいました。「私たちだって同じだけの権利があるはずよ!」。
「両親が残すものは私たちにだってもらえる権利はあるはずでしょ?」「そうですよ…オトハさん、イクさん……」。
「お二人の大切なご両親を、他人の私なんかに面倒みさせていいんですか?」あれだけ義両親の介護を拒んでいた2人は……。
オトハさんとイクさんは「いったん家族で相談をする」と言って、この話を持ち帰りました。その後連絡があり……週に1~2回ずつ実家に行く日が決まったようです。旦那の負担が減ったこともあり、とりあえず同居の話は保留になりました。
娘と過ごす旦那の姿を見ながら私はふと考えました。目の前にお金がちらついたとたん態度が変わって、急に旦那からの協力のお願いが通るなんて……ずいぶんとおかしな話です。
しかしお金がきっかけだったとはいえ、オトハさんとイクさんが少しでも手伝いをしてくれる気になったのであれば、これはこれで一つの解決方法だったのかもしれません。
今後も義両親へのサポートは続きますし、同居だってするかもしれません。そして同じように私の両親もいつ介護が必要になるかわわかりません。でもそのときに揉めたりすることがないよう、両親やきょうだいたちとは普段からきちんと話し合える関係でいたいと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
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